特許
J-GLOBAL ID:201103017377080584

建築構造物の制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-250783
公開番号(公開出願番号):特開2001-074088
特許番号:特許第3656476号
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 建築構造物に対してマス部材をバネ部材で弾性支持せしめることにより、該建築構造物に対する副振動系を構成する制振装置において、 前記バネ部材を、前記建築構造物と前記マス部材の何れか一方に取り付けられる第一の取付部材と他方に取り付けられる第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結したゴムマウントの複数個によって構成すると共に、該ゴムマウントにおける第一の取付部材と第二の取付部材に対して、鉛直方向に延びるマウント中心軸を挟んだ両側において該マウント中心軸に対して略対称となる傾斜方向で対向する一対の傾斜対向面を設けると共に、それら一対の傾斜対向面間に前記本体ゴム弾性体を配設せしめて、各対向する傾斜対向面を該本体ゴム弾性体で連結することにより、該ゴムマウントにおける水平方向のばね定数が互いに直交する方向で最大値と最小値となるようにする一方、 前記マス部材の重心を通って水平方向に延びる二本の直交軸であって、その少なくとも一つが前記建築構造物において防振すべき振動方向となるようにされた二本の対称軸を挟んで、それぞれ対称位置するように、前記ゴムマウントの複数個を配設すると共に、 それら各ゴムマウントを該マウント中心軸の回りで配設方向を調節可能と為し、更に、 前記二本の直交する対称軸のそれぞれについて、該対称軸を挟んだ両側に対称位置せしめられて各対を為す前記ゴムマウントを、前記水平方向のばね定数が最小値となる方向に延びる水平基準方向線と該対称軸との交角が互いに等しくなるように、方向設定したことを特徴とする制振装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 ,  F16F 15/08
FI (3件):
F16F 15/02 C ,  E04H 9/02 341 C ,  F16F 15/08 U
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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