特許
J-GLOBAL ID:201103018142895633

液体吐出ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿部 琢磨 ,  黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-112365
公開番号(公開出願番号):特開2011-240521
出願日: 2010年05月14日
公開日(公表日): 2011年12月01日
要約:
【課題】 流入口や副流路を設ける位置によって、流入口や副流路を流れる液体により液体吐出基板が冷却され、液体吐出基板の部分的な温度低下が生じる恐れがある。この部分的な温度低下を抑制することで、近接する吐出口間における液体の温度差に起因する画質の低減を抑制する。【解決手段】 液体吐出基板2に液体を供給するための流路部材2に設けられた流路10は、吐出口列212の両端部の領域を除く部分に設けられた、液体を流入するための開口と、第一の流路12と、第二の流路14とを含んでいる。第一の流路12と低熱伝導部131と第二の流路14とは、装着面11に垂直な方向に関してこの順に設けられている。開口と低熱伝導部131とは、装着面11に垂直な方向に関して少なくとも一部が互いに重なるように設けられている。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
液体を吐出する吐出口が複数配設された吐出口列と、複数の前記吐出口から液体を吐出するためのエネルギーをそれぞれ発生する複数の電気熱変換素子と、を有する液体吐出基板と、 該液体吐出基板が装着された装着面と、前記複数の吐出口に液体を供給するための流路と、該流路を形成する壁より熱伝導率が低い低熱伝導部と、を有する流路部材と、 を具備し、 前記流路は、前記流路部材の、前記装着面の裏側の面の、前記複数の吐出口が配設された配設方向に関する前記吐出口列の両端部の領域を除く部分に設けられた、液体を流入するための開口と、前記配設方向に沿って設けられた、前記開口から流入した液体を流すための第一の流路と、前記配設方向に沿って設けられた、前記第一の流路の液体が流れる流れ方向と反対の方向に、前記第一の流路を流れる液体を流すための第二の流路と、を含み、 前記開口と前記第一の流路と前記低熱伝導部と前記第二の流路とは、前記装着面に垂直な方向に関してこの順に設けられており、 前記開口と前記低熱伝導部とは、前記装着面に垂直な方向に関して少なくとも一部が互いに重なるように設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
IPC (1件):
B41J 2/01
FI (1件):
B41J3/04 101Z
Fターム (5件):
2C056EA06 ,  2C056FA03 ,  2C056FA13 ,  2C056HA15 ,  2C056KB16
引用特許:
審査官引用 (4件)
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