特許
J-GLOBAL ID:201103022588227682

静止形電圧調整器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西浦 ▲嗣▼晴
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-179639
公開番号(公開出願番号):特開2002-374623
特許番号:特許第4469516号
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 電力を供給する系統に接続されて、内部に発生する無効電力を遅れ無効電力から進み無効電力まで制御する無効電力制御回路と、 前記無効電力制御回路と前記系統とを接続する接続線に現れる電圧を検出する電圧検出器と、 前記接続線に流れる電流を測定する電流検出器と、 前記電圧検出器及び前記電流検出器から出力される検出電圧及び検出電流を入力として、前記無効電力制御回路を流れる前記無効電力を制御するための制御信号を前記無効電力制御回路に出力することにより前記系統の電圧変動を補償する制御部とを備え、タップ式電圧調整器と協調して動作する静止形電圧調整器であって、 前記制御部は、前記電圧検出器が検出する前回の検出電圧と今回の検出電圧との差電圧を求め、 前記差電圧の絶対値が、協調する前記タップ式電圧調整器のタップ切換動作に要する電圧幅以上に予め定められた不感帯電圧以上あるときに、前記差電圧の極性が正であれば前記前回の検出電圧を下限値とし且つ前記前回の検出電圧に前記不感帯電圧を加えた値を上限値と定め、もしこのときに前記上限値が予め定めた制限上限電圧より大きければ前記制限上限電圧から前記不感帯電圧を引いた値を下限値とし且つ前記制限上限電圧を上限値として記憶し、また前記差電圧の極性が負であれば前記前回の検出電圧を上限値とし且つ前記前回の検出電圧から前記不感帯電圧を引いた値を下限値と定め、もしこのときに前記下限値が予め定めた制限下限電圧より小さければ前記制限下限電圧を下限値とし且つ前記制限下限電圧に前記不感帯電圧を加えた値を上限値として記憶した上で、動作時限タイマの時限の計数を開始し、 前記今回の検出電圧が前記下限値以上で前記上限値以下の電圧幅内にないときで前記今回の検出電圧が前記上限値より大きいときには、前記接続線に現れる電圧を前記上限値にするための前記制御信号を前記無効電力制御回路に出力し、 前記今回の検出電圧が前記下限値以上で前記上限値以下の電圧幅内にないときで前記今回の検出電圧が前記下限値より小さいときには、前記接続線に現れる電圧を前記下限値にするための前記制御信号を前記無効電力制御回路に出力し、 前記今回の検出電圧が前記下限値以上で前記上限値以下の電圧幅内にあるときには、前記接続線に現れる電圧を前記下限値以上で前記上限値以下の電圧幅内の電圧にして、以後は前述の上限値と下限値との間の電圧幅内の電圧で無効電力を予め定めた無効電力設定値に近い値にするための前記制御信号を前記無効電力制御回路に出力し、 前記動作時限タイマの時限の計数が完了するまで、前記下限値及び上限値を固定した値として記憶して前記動作を繰り返し、前記動作時限タイマの時限の計数が完了すると前記上限値及び下限値の記憶値をリセットし、 前記動作時限タイマが時限の計数を行っておらず且つ前記差電圧の絶対値が前記不感帯電圧よりも小さいときには、無効電力を予め定めた無効電力設定値に近い値にするための前記制御信号を前記無効電力制御回路に出力するように構成されていることを特徴とする静止形電圧調整器。
IPC (2件):
H02J 3/18 ( 200 6.01) ,  G05F 1/70 ( 200 6.01)
FI (3件):
H02J 3/18 C ,  G05F 1/70 A ,  G05F 1/70 K
引用特許:
出願人引用 (5件)
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