特許
J-GLOBAL ID:201103024507287093
弾性波フィルタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井上 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-186706
公開番号(公開出願番号):特開2011-041007
出願日: 2009年08月11日
公開日(公表日): 2011年02月24日
要約:
【課題】入力側及び出力側のIDT電極部をテーパー型に構成した弾性波フィルタにおいて、通過周波数帯域の中心周波数から低域側及び高域側を見た時の減衰特性の対称性が良好な弾性波フィルタを得ること。【解決手段】一方側のバスバー14aから他方側のバスバー14bに向かって電極指15の配列パターンが広がるように形成されたテーパー型IDT電極部において、一方側のバスバー14aの両端を当該バスバー14aの伸びる方向に延長させて第2の延長部分32を形成して、他方側のバスバー14bの両端から、第2の延長部分32の先端側に向かって延長させて第1の延長部分31を形成し、これらの第1の延長部分31と第2の延長部分32との間に電極指15の配列パターンを連続して延長させ、0.96×(NL/NH)<fL/fH<1.04×(NL/NH)のように高域側対数NH及び低域側対数NLを設定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
圧電基板上に入力側IDT電極部及び出力側IDT電極部を弾性波の伝播方向に互いに離間させて配置した弾性波フィルタにおいて、
互いに平行になるように形成された一対のバスバーと、これら一対のバスバーの各々から互いに交互に伸び出して櫛歯状に形成された電極指群と、を備え、電極指の幅及び電極指間の間隔領域が前記一対のバスバーの一方側のバスバーから他方側のバスバーに向かうにつれて広がるように形成されたテーパー型IDT電極部により入力側IDT電極部及び出力側IDT電極部の少なくとも一方を構成することと、
前記テーパー型IDT電極部における一方のバスバーの両端を当該バスバーの伸びる方向に延長させて延長部分を形成することと、
前記他方のバスバーの両端から、前記一方のバスバーの延長部分の先端側に向かって延長させて延長部分を形成することと、
前記一方のバスバーの延長部分と前記他方のバスバーの延長部分との間に、これら一対のバスバー間に形成されている電極指の配列パターンを連続して延長させることと、
前記一方のバスバーに最も近い領域における電極指の対数をNH、前記他方のバスバーの延長部分に挟まれた部位において当該他方のバスバーに最も近い領域における電極指の対数をNL、弾性波フィルタの通過帯域の高域側周波数及び低域側周波数を夫々fH、fLとすると、
0.96×(NL/NH)<fL/fH<1.04×(NL/NH)であることを特徴とする弾性波フィルタ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
5J097AA18
, 5J097BB11
, 5J097CC09
, 5J097DD02
, 5J097DD13
, 5J097DD20
, 5J097KK04
引用特許:
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