特許
J-GLOBAL ID:201103024859921213
リアクトル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-165310
公開番号(公開出願番号):特開2011-205052
出願日: 2010年07月22日
公開日(公表日): 2011年10月13日
要約:
【課題】小型なリアクトルを提供する。【解決手段】リアクトル1αは、自動車の回路部品に用いられるものであり、一つのコイル2αと、コイル2αが配置される磁性コア3αとを具える。磁性コア3αは、コイル2α内に挿通された内側コア部3iと、コイル2αの外周の少なくとも一部を覆う連結コア部3oとにより閉磁路を形成する。内側コア部3iの断面積をS1、飽和磁束密度をB1、連結コア部3oの断面積をS2、飽和磁束密度をB2とするとき、1.6T≦B1≦2.4T、1.2≦(B1/B2)≦2.5、及び0.17×(B1/B2)+0.42≦(S1×B1)/(S2×B2)≦0.50×(B1/B2)+0.62を満たす。1<(B1/B2)を満たすことで、内側コア部3iの断面積を小さくし、(S1×B1)/(S2×B2)を特定の範囲に調整していることで、リアクトル1αを小型にできる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
巻線を巻回してなる一つのコイルと、このコイル内に挿通された内側コア部、及び前記コイルの外周の少なくとも一部を覆う連結コア部の両コア部により閉磁路を形成する磁性コアとを具えるリアクトルであって、
当該リアクトルは、通電条件が最大電流:100A〜1000A、平均電圧:100V〜1000Vである自動車の回路部品に用いられ、
前記コイルと前記磁性コアとの組合体は、非磁性かつ導電性材料からなるケースに収納され、
前記内側コア部の断面積をS1、前記内側コア部の飽和磁束密度をB1、前記内側コア部の比透磁率をμ1、前記連結コア部の断面積をS2、前記連結コア部の飽和磁束密度をB2、前記連結コア部の比透磁率をμ2とするとき、B1、(B1/B2)、μ1、μ2、及び(S1×B1)/(S2×B2)は、以下を満たすことを特徴とするリアクトル。
1.6T≦B1≦2.4T
1.2≦(B1/B2)≦2.5
50≦μ1≦1000、5≦μ2≦50、μ1>μ2
0.17×(B1/B2)+0.42≦(S1×B1)/(S2×B2)≦0.50×(B1/B2)+0.62
但し、前記磁性コアにおいて前記コイルが存在する部位をこのコイルの軸方向と直交方向に切断したとき、前記コイルの内側に配置される箇所の断面積を前記内側コア部の断面積:S1とし、前記コイルの外周に配置される箇所の断面積を前記連結コア部の断面積:S2とする。
IPC (5件):
H01F 37/00
, H01F 27/24
, H01F 27/255
, H01F 27/28
, H01F 41/02
FI (6件):
H01F37/00 M
, H01F37/00 R
, H01F27/24 K
, H01F27/24 D
, H01F27/28 K
, H01F41/02 D
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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リアクトル用コア
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-197872
出願人:住友電気工業株式会社
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ハイブリッド車両用リアクトル
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-022388
出願人:株式会社デンソー
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線輪部品
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-030659
出願人:NECトーキン株式会社
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