特許
J-GLOBAL ID:201103024885889980

音場生成システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-130623
公開番号(公開出願番号):特開2001-314000
特許番号:特許第3889202号
出願日: 2000年04月28日
公開日(公表日): 2001年11月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】入力オーディオ信号に両耳間補正を施して第1,第2の放音手段に供給して鳴動させることにより、目標の再生音場を生成する音場生成システムであって、 無相関ノイズを前記第1,第2のフィルタ手段に供給するノイズ発生手段と、 前記入力オーディオ信号又は前記無相関ノイズを帯域分割する複数の狭帯域バンドパスフィルタを有する第1のフィルタ手段と、前記フィルタ回路で帯域分割された各信号を夫々所定の減衰率で減衰させる複数のアッテネータを有する第1のアッテネータ手段と、前記第1のアッテネータ手段で減衰された各信号を夫々所定の遅延時間で遅延させる複数の遅延素子を有する第1の遅延手段と、前記第1の遅延手段で遅延された各信号と前記オーディオ信号とを加算して第1の加算信号を生成して前記第1の放音手段に供給する第1の加算手段と、を備えた前記第1の入力ラインと、 前記入力オーディオ信号又は前記無相関ノイズを帯域分割する複数の狭帯域バンドパスフィルタを有する第2のフィルタ手段と、前記フィルタ手段で帯域分割された各信号を夫々所定の減衰率で減衰させる複数のアッテネータを有する第2のアッテネータ手段と、前記第2のアッテネータ手段で減衰された各信号を夫々所定の遅延時間で遅延させる複数の遅延素子を有する第2の遅延手段と、前記第2の遅延手段で遅延された各信号と前記オーディオ信号とを加算して第2の加算信号を生成して前記第1の放音手段に供給する第2の加算手段と、を備えた前記第2の入力ラインと、 前記無相関ノイズが前記第1,第2の入力ラインに供給されて前記第1,第2の放音手段から放音される再生音を、受聴者の右耳に相当する受聴位置で収音する第1の収音手段及び受聴者の左耳に相当する受聴位置で収音する第2の収音手段と、 前記第1の収音手段で収音された被検信号と前記第2の収音手段で収音された被検信号とに基づいて両耳間相関係数を演算する両耳間相関係数検出手段と、 前記第1,第2のアッテネータ手段のアッテネータの減衰率を一定に設定して、前記第1,第2の遅延手段の遅延素子の遅延時間を変化させ、前記両耳間相関係数検出手段で演算される前記両耳間相関係数とターゲットの両耳間相関係数との差分が最小となるときの前記第1,第2の遅延手段の遅延素子の遅延時間を最適遅延時間と判定して調整すると共に、前記第1,第2の遅延手段の遅延素子の遅延時間を前記最適遅延時間に調整して前記第1,第2のアッテネータ手段のアッテネータの減衰率を変化させ、前記両耳間相関係数検出手段で演算される前記両耳間相関係数と目標の両耳間相関係数との差分が最小となるときの前記第1,第2のアッテネータ手段のアッテネータの減衰率を最適減衰率と判定して調整する制御手段と、 を具備し、 前記制御手段によって前記最適遅延時間と前記最適減衰率に調整された前記第1,第2の入力ラインにより、前記入力オーディオ信号に両耳間補正を施して目標の再生音場を生成すること、 を特徴とする音場生成システム。
IPC (2件):
H04S 1/00 ( 200 6.01) ,  G10K 15/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04S 1/00 B ,  G10K 15/00 M
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭53-027401
  • 特開昭57-073599
  • 特開昭63-105600
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