特許
J-GLOBAL ID:201103025043253081

脂肪酸エステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-167230
公開番号(公開出願番号):特開2011-006652
出願日: 2009年06月25日
公開日(公表日): 2011年01月13日
要約:
【課題】油脂類原料とアルコールとからの脂肪酸エステルの製造において、無触媒で安定した品質(特に酸価)を得る方法並びに装置を開発する。【解決手段】従来の反応装置(第I反応塔)に直列して主として未反応物を分離するための装置(第II反応塔)を設け、分離された未反応物を循環・再利用する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
油脂、脂肪酸若しくはこれらの混合物(以下原料油脂類という)と一価アルコール(以下単にアルコールと言う)とから脂肪酸エステルを製造する目的で、必要な理論化学当量よりも過剰のアルコールを過熱気化アルコール(該アルコールの圧力に対応する沸点よりも高温の状態に保持されたアルコール)の状態で反応に使用し、反応生成物(脂肪酸エステルとグリセリン及び/又は水との混合物)を過熱気化アルコールとの混合気相流(気相の反応生成物と過熱気化アルコールとの混合物若しくはこれに液滴状の反応生成物を伴うもの)として取得する脂肪酸エステルの製造方法において、内部にスタチックミキサ等の気液接触手段を有する管状の第I反応塔及び内部の所要部分に充填物を有する塔状の第II反応塔を設け、第I反応塔の下部から加熱された原料油脂類と過熱気化アルコールとを送入し、該反応塔の上部から送出される、原料油脂類の未反応部分(以下未反応物という)を含む混合気相流を第II反応塔に供給し、反応生生物と過熱気化アルコールとの混合気相流を第II反応塔の上方より採取し、液化して第II反応塔の下部(充填物の存在しない部分)に貯留する未反応物をポンプにより第I反応塔の下部に還流して原料油脂類と共に再度反応工程に供給することを特徴とする脂肪酸エステルの製造方法。
IPC (4件):
C11C 3/10 ,  C11C 3/08 ,  C07C 69/58 ,  C07C 67/03
FI (4件):
C11C3/10 ,  C11C3/08 ,  C07C69/58 ,  C07C67/03
Fターム (16件):
4H006AA02 ,  4H006AC48 ,  4H006BD10 ,  4H006BD20 ,  4H006BD33 ,  4H006BD52 ,  4H006BD81 ,  4H006KA03 ,  4H059BA12 ,  4H059BA26 ,  4H059BA30 ,  4H059BC13 ,  4H059CA36 ,  4H059CA48 ,  4H059CA64 ,  4H059CA97
引用特許:
出願人引用 (16件)
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