特許
J-GLOBAL ID:201103025811864435
多孔質炭素球の制御可能な合成及びその電気化学的用途
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
池田 成人
, 山口 和弘
, 野田 雅一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-512793
公開番号(公開出願番号):特表2011-525468
出願日: 2009年05月28日
公開日(公表日): 2011年09月22日
要約:
開示の発明は、調整された気孔率を有する球状形態の多孔質炭素に関する。また、該多孔質炭素を作製するための方法であって、(a)コロイダルシリカテンプレート材料と水溶性熱分解性炭素供給源とを水溶液中で混ぜ合わせて前駆体溶液を用意する工程であって、コロイダルシリカテンプレートの粒径及びコロイダルシリカ/炭素供給源の重量比は制御される工程と、(b)前駆体溶液を超音波噴霧熱分解により霧化して小液滴を得る工程と、(c)不活性ガス雰囲気下、700〜1200°Cで稼働している高温炉に液滴を導入する工程であって、そこで、液滴は固体球状の炭素/シリカ複合粒子に変換される工程と、(d)炉から出る炭素/シリカ複合粒子を回収する工程と、(e)粒子からシリカを除去して、表面積及び孔径により規定される調整された気孔率を有する球状形態の実質的に純粋な多孔質炭素を得る工程と、を含む方法に関する。本発明の多孔質炭素は、PEM燃料電池の触媒支持体、電気二重層キャパシタやリチウムイオン電池の電極、水素貯蔵材料、及び薬物送達のキャリアとして使用される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
表面積及び孔径により規定される調整された気孔率を有する球状形態の多孔質炭素を作製するための方法であって、
(a)コロイダルシリカテンプレート材料と水溶性熱分解性炭素供給源とを水溶液中で混ぜ合わせて前駆体溶液を用意する工程であって、コロイダルシリカテンプレートの粒径及びコロイダルシリカ/炭素供給源の重量比は制御される工程と、
(b)前駆体溶液を超音波噴霧熱分解により霧化して小液滴を得る工程と、
(c)不活性ガス雰囲気下、700〜1200°Cで稼働している高温炉に液滴を導入する工程であって、そこで、液滴は固体球状の炭素/シリカ複合粒子に変換される工程と、
(d)炉から出る炭素/シリカ複合粒子を回収する工程と、
(e)粒子からシリカを除去して、表面積及び孔径により規定される調整された気孔率を有する球状形態の実質的に純粋な多孔質炭素を得る工程と、
を含む方法。
IPC (5件):
C01B 31/02
, H01M 8/10
, H01M 4/88
, H01M 4/587
, H01G 9/058
FI (5件):
C01B31/02 101B
, H01M8/10
, H01M4/88 C
, H01M4/58 103
, H01G9/00 301A
Fターム (63件):
4G146AA01
, 4G146AB02
, 4G146AC02A
, 4G146AC02B
, 4G146AC05A
, 4G146AC05B
, 4G146AC06A
, 4G146AC06B
, 4G146AC07A
, 4G146AC07B
, 4G146AC08A
, 4G146AC08B
, 4G146AC09A
, 4G146AC09B
, 4G146AC10A
, 4G146AC10B
, 4G146AD22
, 4G146AD23
, 4G146AD25
, 4G146BA11
, 4G146BB02
, 4G146BB04
, 4G146BC03
, 4G146BC04
, 4G146BC23
, 4G146BC33A
, 4G146BC33B
, 4G146BC34A
, 4G146BC34B
, 4G146BC44
, 4G146CA01
, 5E078AB02
, 5E078BA23
, 5E078BA64
, 5E078BA65
, 5E078BA66
, 5E078BA67
, 5E078BA75
, 5E078BB12
, 5H018AA06
, 5H018AS03
, 5H018EE05
, 5H018HH02
, 5H018HH04
, 5H026AA06
, 5H026HH02
, 5H026HH04
, 5H050AA02
, 5H050AA19
, 5H050BA17
, 5H050CB07
, 5H050CB08
, 5H050FA13
, 5H050GA02
, 5H050GA06
, 5H050GA10
, 5H050GA12
, 5H050HA01
, 5H050HA05
, 5H050HA06
, 5H050HA07
, 5H050HA09
, 5H050HA10
引用特許:
引用文献:
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