特許
J-GLOBAL ID:201103025947351334

エンジンの動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-298935
公開番号(公開出願番号):特開2003-106121
特許番号:特許第3832299号
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 カムに当接してシリンダヘッド側部材のタペットガイドホールを弁開閉方向に摺動し弁をリフトさせる円筒状のタペットを設け、 前記タペットは、カム軸方向中央のセンタタペットとカム軸方向両側方のサイドタペットとに分割して、センタタペットとサイドタペットとがタペット摺動方向に相対移動可能で、かつ、ロック手段により相互に結合及び離脱可能とし、 前記カムは、カムプロフィールの異なる2種類のカムとして、一方のカムに前記センタタペットが、他方のカムに前記サイドタペットが各々当接するよう配置し、 前記ロック手段は、前記センタタペットとサイドタペットを貫通してカム軸方向に延びる貫通孔と、該貫通孔内に摺動嵌合させ、前記タペットガイドホールを有するシリンダヘッド側部材に設けた作動油供給通路からの油圧により駆動し前記センタタペットとサイドタペットとを結合してタペット摺動方向の相対移動を規制するロックピンと、該ロックピンを前記センタタペットとサイドタペットとが相互に離脱しタペット摺動方向に相対移動可能となる位置へ付勢するスプリングとで構成し、 該ロック手段による前記センタタペットとサイドタペットとの結合・離脱により前記弁の駆動特性を変更可能としたエンジンの動弁装置において、 前記センタタペットとサイドタペットを貫通してカム軸方向に延びる貫通孔の一方のサイドタペットを貫通する貫通孔部分に油圧プランジャを内蔵させ、 前記ロックピンは、前記油圧プランジャにより駆動されて他方のサイドタペットの貫通孔部分に突出するよう前記センタタペットの貫通孔部分に配置し、 前記シリンダヘッド側部材に設けた作動油供給通路を、タペットガイドホール内周面のカム軸方向中心面からオフセットした位置に開口させるとともに、 前記油圧プランジャを内蔵する貫通孔部分を有するサイドタペットに、カム軸方向中心面からオフセットした位置においてタペット摺動方向に延びる第1油路と、該第1油路と前記シリンダヘッド側部材に設けた作動油供給通路とを連通させる第2油路と、前記油圧プランジャ背部の作動油圧室となる前記貫通孔部分のタペット外周側端部を前記第1油路に連通させる第3油路を形成し、 前記貫通孔の各サイドタペットの貫通孔部分に、各貫通孔部分のタペット外周側開口部を塞ぐよう各々ブッシュを取り付け、 前記シリンダヘッド側部材に設けた作動油供給通路のタペットガイドホール内周側開口部と、前記一方のサイドタペットの第2油路とが、当該サイドタペットが対応するカムのベースサークル部と当接した状態で相互に連通するよう構成したことを特徴とするエンジンの動弁装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 ( 200 6.01) ,  F01L 1/14 ( 200 6.01)
FI (2件):
F01L 13/00 301 D ,  F01L 1/14 G
引用特許:
審査官引用 (2件)

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