特許
J-GLOBAL ID:201103026024783777

ソフトウェア共通類型故障を排除したデジタル原子炉保護システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-588560
特許番号:特許第4128083号
出願日: 2001年05月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 外部装置から入力される複数の工程変数値と所定の設定値との比較結果によってトリップ信号を出力する複数の実質的に同一な独立的なチャンネルと、 1つ以上のチャンネルから前記トリップ信号が入力されれば、原子炉の冷却動作を遂行する複数の工学的安全設備作動システムと、を含み、 前記それぞれのチャンネルは、 前記外部装置からアナログ工程変数値を入力される複数のアナログ入力モジュールと、 前記アナログ工程変数値に対応するデジタル工程変数値を入力されるデジタル入力モジュールと、 それぞれ相異なるタイプのCPUを具備し、前記複数のアナログ入力モジュール及び前記デジタル入力モジュールから入力される工程変数値を前記工程変数値のそれぞれに対応する所定の設定値と比較論理演算を遂行して比較結果に基づいてトリップ状態信号を出力する2つの比較論理プロセッサーモジュールと、 それぞれ相異なるタイプのプロセッサー上で駆動されるOSを具備し、前記複数のチャンネルのそれぞれに存在する2つの比較論理プロセッサーモジュールのうちの1つに連結され、前記連結された複数のチャンネルの2つの比較論理プロセッサーモジュールのうちの1つの比較論理プロセッサーモジュールから少なくとも2つのトリップ状態信号が入力されれば、前記トリップ信号を出力する2つの同時論理プロセッサーモジュールと、 1つ以上の同時論理プロセッサーモジュールから前記トリップ信号が入力されれば、原子炉を停止させ前記工学的安全設備作動システムを駆動する開始回路と、を備え、 前記それぞれのチャンネルの1つの比較論理プロセッサーモジュールは、前記複数の工程変数値のうちのいずれの工程変数値を先に処理するかに関する順序である所定の第1処理順序によって、前記複数の工程変数値のうち、前記第1処理順序によって該当する工程変数値と前記該当する工程変数値に対応する設定値とを利用して、前記第1処理順序によって比較論理演算を行って前記トリップ状態信号を出力し、 前記それぞれのチャンネルの他の比較論理プロセッサーモジュールは、前記第1処理順序の逆順に前記工程変数値を処理する順序である第2処理順序によって、該当する工程変数値と前記該当する工程変数値に対応する設定値とを利用して比較論理演算を行って、前記トリップ状態信号を出力し、 前記2つの同時論理プロセッサーモジュールのデジタル出力モジュールの出力は、論理的OR回路を通じて前記2つの同時論理プロセッサーモジュールのうち少なくとも1つの同時論理プロセッサーモジュールから前記トリップ信号が出力される場合、前記原子炉が止まるように制御するためのリレーに入力される、ことを特徴とするソフトウェア共通類型故障を排除するためのデジタル原子炉保護システム。
IPC (1件):
G21D 3/04 ( 200 6.01)
FI (1件):
G21D 3/04 A
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭59-017658
  • 特開昭59-017658
  • 特開昭62-110192
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