特許
J-GLOBAL ID:201103026154840314

永久磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 末成 幹生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-241866
公開番号(公開出願番号):特開2011-091119
出願日: 2009年10月20日
公開日(公表日): 2011年05月06日
要約:
【課題】高保磁力化を図ることができる永久磁石の製造方法を提供する。【解決手段】ステップS13の熱間圧縮成形において成形温度(°C)が粒界液相化温度以上である場合に、(成形温度-粒界液相化温度)(°C)と、その時間(min)との積分値を第1熱影響とし、ステップS14の熱間塑性加工において加工温度(°C)が粒界液相化温度以上である場合に、(加工温度-粒界液相化温度)(°C)とその時間(min)との積分値を第2熱影響としたとき、第1熱影響と第2熱影響との総計を1000(°C・min)以上に設定する。あるいは、第1熱影響と第2熱影響との総計を1000(°C・min)未満に設定し、熱間塑性加工後の永久磁石に熱処理を行う。以上のように熱影響を設定することにより、添加した高保磁力化希土類元素による磁性粉末の結晶粒界を通じた拡散を効果的に行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
結晶あるいは結晶とアモルファス相との混相を有するとともに内部に粒界が存在する磁性粉末の表面に、希土類元素の単体金属、合金、および、化合物の少なくとも1つからなる希土類元素含有物を被覆して表面被覆磁性粉末を作製し、 前記表面被覆磁性粉末に熱間圧縮成形を行うことにより成形体を作製し、 前記成形体に熱間塑性加工を行うことにより永久磁石を得、 前記熱間圧縮成形において成形温度(°C)が粒界液相化温度以上である場合に、(前記成形温度-前記粒界液相化温度)(°C)と、その時間(min)との積分値を第1熱影響とし、前記熱間塑性加工において加工温度(°C)が粒界液相化温度以上である場合に、(前記加工温度-前記粒界液相化温度)(°C)とその時間(min)との積分値を第2熱影響としたとき、 前記第1熱影響と前記第2熱影響との総計を1000(°C・min)以上に設定することを特徴とする永久磁石の製造方法。
IPC (5件):
H01F 41/02 ,  C22C 33/02 ,  B22F 1/02 ,  H01F 1/08 ,  H01F 1/053
FI (6件):
H01F41/02 G ,  C22C33/02 J ,  C22C33/02 K ,  B22F1/02 E ,  H01F1/08 B ,  H01F1/04 H
Fターム (19件):
4K018AA27 ,  4K018BA18 ,  4K018BC22 ,  4K018BD01 ,  4K018CA04 ,  4K018EA01 ,  4K018FA01 ,  4K018KA45 ,  5E040AA04 ,  5E040BC01 ,  5E040BD01 ,  5E040CA01 ,  5E040HB06 ,  5E040HB07 ,  5E040NN18 ,  5E062CD04 ,  5E062CG02 ,  5E062CG03 ,  5E062CG07
引用特許:
審査官引用 (9件)
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