特許
J-GLOBAL ID:201103027116731974

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-210909
公開番号(公開出願番号):特開2001-030744
特許番号:特許第4048654号
出願日: 1999年07月26日
公開日(公表日): 2001年02月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 室内へ向かって空気が流れる空調通路(2)と、 冷媒を圧縮し吐出する圧縮機(22)と、 前記空調通路(2)内に設置され、前記圧縮機(22)からの吐出ガス冷媒により空気を加熱する凝縮器(12)と、 前記空調通路(2)内に形成され、前記凝縮器(12)をバイパスして空気を流すバイパス通路(12a)と、 前記空調通路(2)内に設置され、前記凝縮器(12)への空気流れと前記バイパス通路(12a)への空気流れとを切り替えるドア手段(16、17)と、 室外に設置される室外熱交換器(24)と、 前記室外熱交換器(24)の冷媒入口側に設置された暖房用減圧装置(27)と、 前記空調通路(2)内で、前記凝縮器(12)の上流側に設置された蒸発器(11)と、 前記蒸発器(11)の冷媒入口側に設置された冷房用減圧装置(29)と、 前記暖房用減圧装置(27)をバイパスして冷媒が流れる冷媒バイパス通路(63)と、 前記冷媒バイパス通路(63)に設けられたバイパス側減圧装置(26)とを備え、 前記圧縮機(22)の吐出側を常に前記凝縮器(12)に接続して、前記圧縮機(22)からの吐出ガス冷媒が常に前記凝縮器(12)を通過して前記室外熱交換器(24)側への一方向に流れるようにし、 暖房モード時には、前記空調通路(2)内の送風空気が前記凝縮器(12)を通過する位置に前記ドア手段(16、17)を切り替えることにより、前記圧縮機(22)の吐出ガス冷媒が前記凝縮器(12)に流入して前記空調通路(2)内の送風空気に放熱することで凝縮し、前記凝縮器(12)通過後の高圧冷媒が前記暖房用減圧装置(27)により減圧されて低圧状態となり、前記暖房用減圧装置(27)通過後の低圧冷媒が前記室外熱交換器(24)に流入して蒸発し、前記室外熱交換器(24)通過後の低圧冷媒が前記圧縮機(22)に吸入されるようになっており、前記暖房モードでは前記凝縮器(12)により加熱された温風を室内へ吹き出し、 冷房モード時には、前記空調通路(2)内の送風空気が前記バイパス通路(12a)を通過する位置に前記ドア手段(16、17)を切り替えることにより、前記圧縮機(22)の吐出ガス冷媒が前記空調通路(2)内の送風空気と熱交換しないまま前記凝縮器(12)を通過し、前記凝縮器(12)通過後の吐出ガス冷媒が高圧状態のまま前記室外熱交換器(24)に流入し、前記室外熱交換器(24)にて前記吐出ガス冷媒が凝縮し、前記室外熱交換器(24)通過後の高圧冷媒が前記冷房用減圧装置(29)により減圧されて低圧状態となり、前記冷房用減圧装置(29)通過後の低圧冷媒が前記蒸発器(11)に流入して前記空調通路(2)内の送風空気から吸熱することで蒸発し、前記蒸発器(11)通過後の低圧冷媒が前記圧縮機(22)に吸入されるようになっており、前記冷房モードでは前記蒸発器(11)により冷却された冷風が前記バイパス通路(12a)を通過して室内へ吹き出し、 除湿モード時には、前記空調通路(2)内の送風空気が前記凝縮器(12)を通過する位置に前記ドア手段(16、17)を切り替えることにより、前記圧縮機(22)の吐出ガス冷媒が前記凝縮器(12)に流入して前記空調通路(2)内の送風空気に放熱することで凝縮し、前記凝縮器(12)通過後の高圧冷媒が前記暖房用減圧装置(27)により減圧されて中間圧状態となり、前記暖房用減圧装置(27)通過後の中間圧冷媒が前記室外熱交換器(24)に流入して室外空気と熱交換し、前記室外熱交換器(24)通過後の中間圧冷媒が前記冷房用減圧装置(29)により減圧されて低圧状態となり、前記冷房用減圧装置(29)通過後の低圧冷媒が前記蒸発器(11)に流入して前記空調通路(2)内の送風空気から吸熱することで蒸発し、前記蒸発器(11)通過後の低圧冷媒が前記圧縮機(22)に吸入されるようになっており、前記除湿モードでは前記蒸発器(11)により冷却除湿された冷風を前記凝縮器(12)にて再加熱して室内へ吹き出し、 前記暖房モード時に前記室外熱交換器(24)の除霜を行う除霜モードを設定するときは、前記空調通路(2)内の送風空気が前記バイパス通路(12a)を通過する位置に前記ドア手段(16、17)を切り替えることにより、前記圧縮機(22)の吐出ガス冷媒が前記空調通路(2)内の送風空気と熱交換しないまま前記凝縮器(12)を通過し、前記凝縮器(12)通過後の吐出ガス冷媒を、前記暖房用減圧装置(27)に向かう流れと前記冷媒バイパス通路(63)に向かう流れとに分岐し、 前記分岐ガス冷媒の一方が前記暖房用減圧装置(27)により減圧されて低圧状態となり、前記暖房用減圧装置(27)通過後の低圧状態のガス冷媒が前記室外熱交換器(24)に流入して前記室外熱交換器(24)の除霜を行い、前記室外熱交換器(24)通過後の低圧冷媒が前記圧縮機(22)に吸入されるようになっており、 また、前記分岐ガス冷媒の他方が前記冷媒バイパス通路(63)に流入して前記バイパス側減圧装置(26)により減圧されて低圧状態となり、前記バイパス側減圧装置(26)通過後の低圧状態のガス冷媒が前記蒸発器(11)に流入し、前記蒸発器(11)にて前記空調通路(2)内の送風空気を前記低圧状態のガス冷媒により加熱し、前記蒸発器(11)通過後の低圧冷媒も前記圧縮機(22)に吸入されるようになっており、前記除霜モードでは前記蒸発器(11)にて加熱された温風が前記バイパス通路(12a)を通過して室内へ吹き出すことを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
B60H 1/22 ( 200 6.01) ,  B60H 3/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
B60H 1/22 651 A ,  B60H 3/00 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-257226   出願人:サンデン株式会社, 本田技研工業株式会社
  • 自動車用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-107027   出願人:日本電装株式会社
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-239771   出願人:株式会社ゼクセル

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