特許
J-GLOBAL ID:201103027592780061

車両用操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-176793
公開番号(公開出願番号):特開2011-031638
出願日: 2009年07月29日
公開日(公表日): 2011年02月17日
要約:
【課題】車両用操舵装置において、伝達比制御モータの焼損の発生を未然に防止でき、フェイルセーフの確実性を増す。【解決手段】操舵制御部30の起動に伴う初期診断において、ロック解除モードであることを確認した(ステップS2)後、伝達比制御モータ14をロック時の遊び量Bを超える第1の所定角度A1だけ回転変位させる(ステップS4)。これに応じた実際の回転位置変化量Δθが上記第1の所定角度A1未満の場合(ステップS7でYESの場合)、ロック解除モードであるにもかかわらずロック機構がロック状態にあることになる。これを第1の異常であるとして第1の異常信号を出力する(ステップS8)。車両の走行開始前に、第1の異常を検出し、これに応じた修理等の対処を走行開始前に可能とする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
操舵部材の操作に応じて回転する入力軸と転舵機構の動作に連動して回転する出力軸との間に介在し、入力軸および出力軸間の伝達比を変更可能な伝達比可変機構と、 上記伝達比可変機構の上記伝達比を変更可能な伝達比制御モータと、 上記伝達比制御モータの回転をロック可能なロック機構と、 上記伝達比制御モータのロータの回転位置を検出する回転位置検出装置と、 上記伝達比制御モータおよび上記ロック機構を制御する制御部と、を備え、 上記制御部は、ロック機構をロックさせるロックモードおよび上記ロックを解除するロック解除モードを設定可能なモード設定部と、当該制御部の起動に伴って上記ロック機構の動作を診断する初期診断部と、を含み、 上記初期診断部は、上記ロック解除モードに設定されていることを確認した後、上記伝達比制御モータの上記ロータを、上記ロック機構によりロックされたときの上記ロータの遊び量を超える第1の所定角度だけ回転させる回転変位指令を出力し、その回転変位指令の出力に伴う上記回転変位検出装置の検出値の変化量が上記第1の所定角度未満であるときに、上記ロック機構の第1の異常を検出する、車両用操舵装置。
IPC (3件):
B62D 5/04 ,  B62D 5/30 ,  B62D 6/00
FI (3件):
B62D5/04 ,  B62D5/30 ,  B62D6/00
Fターム (39件):
3D232CC08 ,  3D232CC24 ,  3D232CC34 ,  3D232CC38 ,  3D232CC40 ,  3D232CC48 ,  3D232DA03 ,  3D232DA04 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA63 ,  3D232DA64 ,  3D232DA67 ,  3D232DB02 ,  3D232DB03 ,  3D232DC09 ,  3D232DC33 ,  3D232DC34 ,  3D232DD17 ,  3D232DE08 ,  3D232DE09 ,  3D232EA01 ,  3D232EB05 ,  3D232EB11 ,  3D232EB12 ,  3D232EC01 ,  3D232EC22 ,  3D232EC31 ,  3D232GG01 ,  3D233CA11 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA17 ,  3D233CA18 ,  3D233CA20 ,  3D233CA21 ,  3D233CA31 ,  3D233CA38 ,  3D233MA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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