特許
J-GLOBAL ID:201103028503827331

決定論的マルチプロセッシング(DETERMINISTICMULTIPROCESSING)

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 小野 新次郎 ,  社本 一夫 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  中村 彰吾
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-538213
公開番号(公開出願番号):特表2011-507112
出願日: 2008年12月12日
公開日(公表日): 2011年03月03日
要約:
マルチプロセッシングシステムにおいて、マルチスレッドアプリケーションのスレッドによって実行される操作の順序を制御するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアファシリティが提供される。ファシリティは、マルチスレッドアプリケーションに同じ入力が与えられると、マルチプロセッシングシステムが操作を決定論的にインターリーブし、それによってマルチスレッドアプリケーションが実行されるたびに同じ出力を生成するように、マルチスレッドアプリケーションの実行をシリアル化または選択的にシリアル化することができる。ファシリティは、マルチスレッドアプリケーションコードの実行を、決定論的数の操作を指定する2つ以上の量子に分割し、スレッドが2つ以上の量子を実行する決定論的順序を指定する。ファシリティは、トランザクショナルメモリシステムと共に動作することができる。ファシリティがトランザクショナルメモリシステムと共に動作するとき、各量子は、他のトランザクションと並行して実行され得るトランザクションに封入され、指定された決定論的順序に従ってコミットされる。
請求項(抜粋):
マルチプロセッシングシステムにおけるマルチスレッドアプリケーションの決定論的実行(deterministic execution)を提供するために、前記マルチスレッドアプリケーションを増補(augmenting)するコンピューティングシステムにおける方法であって、 2つ以上のスレッドの実行(execution)を指定するマルチスレッドアプリケーションコードにアクセスするステップと、 前記マルチスレッドアプリケーションコードが実行されるとき、前記2つ以上のスレッドのうちの少なくとも1つの別のスレッドによってアクセス可能な状態(state)に影響を与える(affecting)ことができる操作(operations)を決定論的順序(deterministic order)でそれぞれ前記2つ以上のスレッドに実行させることができる前記マルチスレッドアプリケーションコードに同期コードを自動的に挿入するステップと を含む方法。
IPC (2件):
G06F 9/45 ,  G06F 9/46
FI (2件):
G06F9/44 322A ,  G06F9/46 410
Fターム (3件):
5B081CC11 ,  5B081CC16 ,  5B081CC21
引用特許:
審査官引用 (1件)

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