特許
J-GLOBAL ID:201103028835847131

通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-192339
公開番号(公開出願番号):特開2011-044945
出願日: 2009年08月21日
公開日(公表日): 2011年03月03日
要約:
【課題】ウェイクアップに失敗したノードを簡単にウェイクアップさせることが可能な技術を提供する。【解決手段】通信システムを構成するノードの一つは、ウェイクアップ電位設定回路40を備える。回路40は、エミッタがバスドライバ30と同じ5V電源に接続されベースがマイコン20の出力ポートに接続されたトランジスタTrと、トランジスタTrのコレクタと各バスLN1,LN2とを結ぶ出力線路LOと、からなる。出力線路LOにおける各分岐線の抵抗値は同一値に設定されている。出力ポートの出力がローに切り替わり、トランジスタTrがオンにされると、バスアイドル時には、バスドライバ30がハイインピーダンスであることから、各バスの電位は、2.5Vから、電源の出力電圧と略同じ5Vに変化する。スリープ状態にあるノードは、この電位変化を、予備ウェイクアップ回路50,60にて検知し、マイコン20をウェイクアップさせる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
一対のバスで構成される通信路に複数のノードが接続され、各ノードが前記通信路に差動伝送方式にて通信信号を出力することにより、ノード間での通信が実現される通信システムであって、 前記各ノードは、主装置と、前記主装置から出力される送信対象の信号を前記各バスへの出力信号に変換して前記通信路を構成する各バスに出力すると共に、前記各バスの伝送信号を前記主装置への入力信号に変換して前記主装置に入力するバスドライバとを備え、 前記通信システムを構成するノードの一つは、外部装置から入力されるトリガ信号の入力を契機に前記主装置がウェイクアップし、ウェイクアップ後には、前記主装置が、前記バスドライバを通じて、前記通信路に接続された他のノードをスリープ状態からウェイクアップさせるためのウェイクアップ信号を前記通信路に出力するウェイクアップノードとして構成され、 前記ウェイクアップノードを除く前記通信路に接続された各ノードは、前記通信路から入力される前記ウェイクアップ信号の入力を契機に、前記バスドライバが前記主装置をウェイクアップさせる構成にされ、 更に、前記通信システムを構成するノードの一つは、前記各バスのアイドル期間中の電位を規定電位とは異なる前記各バス共通のウェイクアップ電位に変化させるウェイクアップ電位設定回路を備え、ウェイクアップ後において、所定条件が満足されたことを契機に、前記主装置が前記ウェイクアップ電位設定回路を作動させる構成にされ、 前記ウェイクアップノード及び前記ウェイクアップ電位設定回路を備えるノード、を除く前記通信路に接続された各ノードは、前記一対のバスの両電位がウェイクアップ電位に変化したことを契機に前記主装置をウェイクアップさせる予備ウェイクアップ回路を備え、前記予備ウェイクアップ回路の動作によっても前記主装置がウェイクアップする構成にされていること を特徴とする通信システム。
IPC (3件):
H04L 25/49 ,  H04L 25/02 ,  B60R 16/023
FI (3件):
H04L25/49 K ,  H04L25/02 V ,  B60R16/02 665Z
Fターム (5件):
5K029DD02 ,  5K029DD13 ,  5K029FF03 ,  5K029FF05 ,  5K029HH08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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