特許
J-GLOBAL ID:201103030141559427

重合トナーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岸本 達人 ,  星野 哲郎 ,  山下 昭彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-156430
公開番号(公開出願番号):特開2011-013391
出願日: 2009年06月30日
公開日(公表日): 2011年01月20日
要約:
【課題】バスケット型遠心濾過機の稼働効率を維持しつつ、排出シュートの内壁にウエットケーキが付着して排出口を閉塞させることを防止することができる重合トナーの製造方法を提供する。【解決手段】濾布面に残留した残留層に、加圧ガスを噴射して、1)掻取刃が残留層に接する点と回転バスケットの回転軸の中心点とを結ぶ線分と、加圧ガスが残留層に当たる点と回転バスケットの回転軸の中心点とを結ぶ線分とのなす角度(θ1)が、掻取方向に対して270°以上360°未満の範囲内にあり、2)加圧ガスを噴射する噴射口の中心点と加圧ガスが残留層に当たる点とを結ぶ線分と、当該加圧ガスが残留層に当たる点における接線とのなす角度(θ2)が、20°以上90°未満の範囲内にあり、3)ウエットケーキを排出する前後に、排出シュートを加振し、及び/又は加圧ガスを排出シュートの内壁に沿って噴射することを特徴とする重合トナーの製造方法である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
重合法により着色樹脂粒子を形成して着色樹脂粒子水分散液を得る工程、当該着色樹脂粒子水分散液中の着色樹脂粒子を、分離及び洗浄する分離洗浄工程、当該分離洗浄された着色樹脂粒子を、回転バスケット及び排出シュートを備えたバスケット型遠心濾過機を用いて脱水して、当該遠心濾過機内に湿潤状態の着色樹脂粒子(ウエットケーキ)層を形成する脱水工程、当該ウエットケーキを、排出及び回収する排出回収工程、並びに当該排出回収されたウエットケーキを、乾燥する乾燥工程を含む重合トナーの製造方法であって、 上記脱水工程において、回転バスケットの濾布面に形成されたウエットケーキ層に、回転バスケットの周回方向と対向する方向から掻取刃が当接して、当該ウエットケーキ層を掻き取り、当該掻取刃で掻き取れずに濾布面に残留したウエットケーキ層(残留層)に、加圧ガスを噴射して、当該残留層を剥離するにあたって、 1)掻取刃が残留層に接する点と回転バスケットの回転軸の中心点とを結ぶ線分と、加圧ガスが残留層に当たる点と回転バスケットの回転軸の中心点とを結ぶ線分とのなす角度(θ1)が、掻取方向に対して270°以上360°未満の範囲内にあり、 2)加圧ガスを噴射する噴射口の中心点と加圧ガスが残留層に当たる点とを結ぶ線分と、当該加圧ガスが残留層に当たる点における接線とのなす角度(θ2)が、20°以上90°未満の範囲内にあり、 上記排出回収工程において、上記脱水工程を経て得られるウエットケーキを、排出シュートを通じて機外へ排出及び回収するにあたって、 3)ウエットケーキを排出する前後に、排出シュートを加振し、及び/又は、排出シュートの内壁に設けた噴射口から加圧ガスを排出シュートの内壁に沿って噴射することを特徴とする重合トナーの製造方法。
IPC (3件):
G03G 9/087 ,  B04B 11/02 ,  B04B 11/08
FI (3件):
G03G9/08 384 ,  B04B11/02 ,  B04B11/08
Fターム (13件):
2H005AB06 ,  2H005EA05 ,  4D057AA07 ,  4D057AB01 ,  4D057AC02 ,  4D057AC06 ,  4D057AD01 ,  4D057AE03 ,  4D057AF01 ,  4D057BC11 ,  4D057BC15 ,  4D057CB00 ,  4D057CB01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 遠心濾過機のケ-キ掻取除去装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-354612   出願人:三菱化工機株式会社, 株式会社化工機環境サ-ビス
  • 遠心分離機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-197580   出願人:株式会社松本機械製作所

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