特許
J-GLOBAL ID:200903044718184501

遠心分離機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-197580
公開番号(公開出願番号):特開2006-187754
出願日: 2005年07月06日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
【課題】掻取刃により掻き取られることなくフィルタの内周に残留したケーキを効率よく回収できる横型の遠心分離機を提供する。【解決手段】バスケット10内で退避位置と最終掻取位置との間を回動する掻取刃31bの背面側にガイド空間S2を形成するガイド部材32aと、フィルタ12のガイド空間S2に臨む部分に向けて圧縮ガスを噴射する圧縮ガス噴射ヘッド32bとを設けるとともに、ガイド部材の内側のガイド空間S2を掻取刃の前面側のガイド空間S1に連通させるための窓部51を掻取刃31bを貫通させて設ける。圧縮ガス噴射ヘッド32bから噴射させた圧縮ガスによりフィルタ12から残留ケーキを剥離させ、剥離した残留ケーキをガイド空間S2と、窓部51と、ガイド空間S1とを通してシュート20側に移行させて、シュート20から外部に排出する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
多数の透過孔が形成された円筒状の周壁部と該周壁部の軸線方向の一端を閉じる底壁部と該周壁部の軸線方向の他端の内周から径方向の内側に突出した環状の端部壁とを有して中心軸線をほぼ水平方向に向けた状態で回転自在に支持されたバスケットと、前記バスケットの周壁部の内周に配置されたフィルタと、前記バスケットを回転駆動する回転駆動装置と、前記バスケット内で先端が前記フィルタに近接した状態になる最終掻取位置と先端が前記バスケットの端部壁の内周部に相応する位置よりも更に内径側に位置した状態になる退避位置との間を前記バスケットの中心軸線と平行な回動軸を中心に回動し得るように設けられた掻取刃と、前記退避位置と前記最終掻取位置との間の範囲を前記掻取刃の回動範囲として前記掻取刃を回動させる掻取刃駆動装置と、前記バスケットの端部壁の内側の開口部を通して前記バスケット内に挿入されて前記掻取刃が前記退避位置から最終掻取位置まで回動させられる過程で前記掻取刃により掻き取られて前記バスケットのケーキ掻取時の回転方向の後方側に向いた前記掻取刃の前面に沿って落下するケーキを外部に排出するシュートとを備えた遠心分離機において、 前記掻取刃が前記最終掻取位置にあるときに前記掻取刃の背面側で前記フィルタに近接した状態になるように設けられていて、前記掻取刃が前記最終掻取位置にあるときに前記フィルタ側に開口したガイド空間を前記掻取刃の背面側に形成するガイド部材と、 前記掻取刃の背面側に配置されていて、前記掻取刃が最終掻取位置にあるときに前記フィルタの前記ガイド空間に臨む部分に付着している残留ケーキを該フィルタから剥離させる残留ケーキ剥離装置と、 前記残留ケーキ剥離装置により剥離させられて前記ガイド空間に収容された残留ケーキを前記シュート側に移行させるために前記掻取刃の前記ガイド空間に臨む部分を貫通させて設けられた窓部と、 を具備してなる遠心分離機。
IPC (2件):
B04B 11/08 ,  B04B 3/00
FI (2件):
B04B11/08 ,  B04B3/00 B
Fターム (7件):
4D057AB01 ,  4D057AC02 ,  4D057AD01 ,  4D057AE03 ,  4D057AF01 ,  4D057BC11 ,  4D057BC15
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 遠心分離機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-212369   出願人:株式会社イセキ開発工機
  • 遠心分離機及び洗浄方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-347850   出願人:月島機械株式会社

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