特許
J-GLOBAL ID:201103030477534465

貯水施設の運用支援システム、運用支援方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-036567
公開番号(公開出願番号):特開2011-170806
出願日: 2010年02月22日
公開日(公表日): 2011年09月01日
要約:
【課題】水力発電による発電電力を増やすことができるように貯水施設の運用を支援する。【解決手段】貯水施設への水の流入5に係る水量を予測し、予測した流入量や気象情報などに基づいて発電される電力量およびその価格を算出し、売電額が最大となるように所定の単位期間ごとの水位を最適化するとともに、無効放流7および8の水量と、を評価に加えて、第1単位期間を構成する単位期間ごとの貯水池1および2の水位を、各種の制約を満たしつつ最適化する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1および第2の貯水池と、前記第1の貯水池からの放水を利用して水力発電を行う第1の発電機と、前記第2の貯水池からの放水を利用して水力発電を行う第2の発電機とを有し、前記第1の発電機において利用された水は前記第2の貯水池に流入する貯水施設の運用を支援するシステムであって、 所定期間内の各単位期間における、前記第1の発電機以外から前記第1および第2の貯水池に流入する水の量である流入量の予測値を取得する予測流入量取得部と、 前記単位期間の開始時点から終了時点までの貯水池における貯水量の変化量および前記流入量に基づいて前記水力発電に使用する水の量である取水量を算出するための取水量算出モデル、並びに、前記取水量および前記貯水量に基づいて前記水力発電により前記単位期間に発電される電力量を算出するための電力量算出モデルを記憶するモデル記憶部と、 前記所定期間内の前記各単位期間について、前記単位期間の開始時点における前記第1の貯水池の貯水量である第1の貯水量および前記第2の貯水池の貯水量である第2の貯水量のそれぞれを変化させるとともに、前記第1の貯水量および前記流入量の予測値を前記取水量算出モデルに適用して第1の取水量を算出し、前記第2の貯水量および前記流入量の予測値に前記第1の取水量を加算した値を前記取水量算出モデルに適用して第2の取水量を算出し、前記第1の取水量および前記第1の貯水量を前記電力量算出モデルに適用して第1の電力量を算出し、前記第2の取水量および前記第2の貯水量を前記電力算出モデルに適用して第2の電力量を算出していき、前記第1および第2の電力量に応じて、発電された電力量の評価値を算出し、前記評価値の合計が最大となる前記第1および第2の貯水量の組合せを、最適な貯水量の計画として決定する最適貯水量決定部と、 を備えることを特徴とする貯水施設運用支援システム。
IPC (3件):
G06Q 50/00 ,  G06F 19/00 ,  G06Q 10/00
FI (3件):
G06F17/60 110 ,  G06F19/00 110 ,  G06F19/00 100
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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