特許
J-GLOBAL ID:200903073820646471

貯水施設の運用支援システム、運用支援方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-068438
公開番号(公開出願番号):特開2009-223692
出願日: 2008年03月17日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】水力発電による発電電力又は売電額を増やすことができるように貯水施設の運用を支援することができるようにする。【解決手段】最適貯水位計算システム200は、単位期間の開始時点から終了時点までの貯水量差ΔV、流入量Rに基づいて水力発電のために使用する取水量Qを算出するための取水量算出モデル6、貯水量Qに基づいて貯水施設の運用水位Hを算出するための水位算出モデル1、取水量Q及び運用水位Hに基づいて発電電力量Enを算出するための電力量算出モデル10、売電額を算出するための売電額算出モデル11を記憶するモデル記憶部252と、流入量の予測値を取得する予測流入量取得部213と、発電電力量En又は売電額が最大となる貯水量Vの組合せを決定し、決定した貯水量のそれぞれを水位算出モデル1に適用して運用水位Hを算出して、算出した運用水位Hを出力する運用水位計画部214とを備える。【選択図】図10
請求項(抜粋):
水力発電のための貯水施設の運用を支援するシステムであって、 所定期間内の各単位期間における前記貯水施設への水の流入量の予測値を取得する予測流入量取得部と、 前記単位期間の開始時点から終了時点までの前記貯水施設における貯水量の差である貯水量差及び前記流入量に基づいて前記水力発電のために使用する水の量である取水量を算出するための取水量算出モデル、前記貯水量に基づいて前記貯水施設の水位を算出するための水位算出モデル、並びに前記取水量及び前記水位に基づいて前記水力発電により前記単位期間に発電される電力量を算出するための電力量算出モデルを記憶するモデル記憶部と、 前記所定期間内の前記各単位期間について、前記単位期間の開始時点における前記貯水施設の貯水量を変化させるとともに、前記変化させた貯水量及び前記単位期間における前記流入量の予測値を前記取水量算出モデルに適用して前記取水量を算出し、前記変化させた貯水量を前記水位算出モデルに適用して前記水位を算出し、前記算出した取水量及び前記算出した水位を、前記電力量算出モデルに適用して前記電力量を算出していき、前記算出した電力量に応じて最適な前記貯水量の組合せを決定する最適貯水量決定部と、 前記決定した貯水量のそれぞれを前記水位算出モデルに適用して前記水位を算出し、前記算出した水位を出力する運用水位出力部と、 を備えることを特徴とする貯水施設運用支援システム。
IPC (2件):
G06Q 50/00 ,  G06Q 10/00
FI (2件):
G06F17/60 110 ,  G06F19/00 100
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る