特許
J-GLOBAL ID:201103030610012442

無水酢酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  竹内 浩二 ,  西山 雅也 ,  樋口 外治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-545819
特許番号:特許第4662624号
出願日: 1999年04月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 (1)第一反応ゾーンに、(i)酢酸メチル、ジメチルエーテル又はこれらの混合物から選ばれる反応剤化合物、(ii)ヨウ化メチル、(iii)ロジウム及び1種又はそれ以上の助触媒を含む溶解触媒成分、(iv)酢酸溶媒並びに(v)一酸化炭素を連続的に供給する工程であって、成分(i),(ii)及び(iv)を含む液体反応混合物の表面よりも下に一酸化炭素を供給し、そして反応剤化合物は無水酢酸に転化し、(i)酢酸メチル、ジメチルエーテル又はこれらの混合物から選ばれる反応剤化合物、(ii)ヨウ化メチル、(iii)ロジウム及び1種又はそれ以上の助触媒を含む溶解触媒成分、(iv)酢酸溶媒、(v)溶解一酸化炭素並びに(vi)無水酢酸生成物を含む第一液体反応混合物を生成せしめる工程、 (2)第一反応ゾーンから第一液体反応混合物を取り出し、これを、第一液体反応混合物を含む液相とオーバーヘッド蒸気空間とが維持されている少なくとも1個の反応容器を含んでなる第二反応ゾーンであって、40〜50絶対バール圧(bara)の全圧を維持し、一酸化炭素は液相の表面よりも下には供給せず、第二反応ゾーン内の液相の滞留時間は少なくとも2分間である、第二反応ゾーンに供給して、(i)酢酸メチル、ジメチルエーテル又はこれらの混合物から選ばれる反応剤化合物、(ii)ヨウ化メチル、(iii)ロジウム及び1種又はそれ以上の助触媒からなる溶解触媒成分、(iv)酢酸溶媒、(v)溶解一酸化炭素並びに(vi)無水酢酸生成物からなる第二液体反応混合物を生成する工程並びに (3)第二反応ゾーンから第二液体反応混合物を取り出す工程 を含んでなり、それによって、本製造方法での一酸化炭素の利用度を増大させる、無水条件下に無水酢酸を製造する方法。
IPC (3件):
C07C 51/56 ( 200 6.01) ,  C07C 53/12 ( 200 6.01) ,  C07B 61/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
C07C 51/56 ,  C07C 53/12 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • カルボニル化反応方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-121054   出願人:ダイセル化学工業株式会社

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