特許
J-GLOBAL ID:201103031480346579

視覚再生補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-026941
公開番号(公開出願番号):特開2011-160984
出願日: 2010年02月09日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】 電極数の増加や機能付加に伴い体内装置の電子回路が大型化しても体内装置を好適に眼球に設置できる視覚再生補助装置を提供する。【解決手段】 視覚再生補助装置は、網膜に電気刺激を与える複数の刺激電極と各電極に接続されるリード線とを有し眼球に沿う曲率半径を有する曲面を持つ基板と、刺激電極に送る電気刺激パルスを制御する電子回路と、生体適合性を有する金属で形成され上面に電子回路が下面に基板に接合され少なくとも下面が眼球の曲面に沿う載置台と、生体適合性を有する金属材料で眼内の曲面に沿う曲率半径で形成されると共に電子回路を密封する蓋部材と、生体適合性と絶縁性を有する材料で載置台と蓋部材の外周に沿って輪状に形成されリード線と電子回路とを電気的に接続する導通部材が形成された配線部材とで構成される気密ケースにより電子回路がハーメチックシールされる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
患者の視覚を再生する視覚再生補助装置において、 網膜を構成する細胞に電気刺激を与えるための複数の刺激電極と該複数の電極の各々に接続されるリード線とが形成される基板であって,眼球形状に沿う曲率半径を有した曲面形状を持つ基板と、 前記刺激電極に送る電気刺激パルスを制御するための電子回路と、 生体適合性を有する金属材料にて形成され前記電子回路を上面側に載置し下面側を前記基板に接合される載置台であって,少なくとも下面が眼球の曲面形状に沿った形状を持つ載置台と、 生体適合性を有する金属材料にて眼内の曲面形状に沿う曲率半径で形成されると共に前記載置台に載置された前記電子回路を密封するための蓋部材と、 生体適合性及び絶縁性を有する材料にて前記載置台及び前記蓋部材の外周に沿って輪状に形成された配線部材であって、前記リード線と前記電子回路とを電気的に接続するための導通部材が形成された配線部材と、を備え、 前記載置台及び前記蓋部材の外周部分と前記配線部材との接合により構成される気密ケースによって前記電子回路がハーメチックシールされることを特徴とする視覚再生補助装置。
IPC (1件):
A61F 9/007
FI (1件):
A61F9/00 590
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 視覚再生補助装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-237007   出願人:株式会社ニデック
  • 人工網膜及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-234610   出願人:セイコーエプソン株式会社, 学校法人龍谷大学
  • 視覚再生補助装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-093085   出願人:株式会社ニデック
全件表示

前のページに戻る