特許
J-GLOBAL ID:201103032589298252

吻合器具及び吻合構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 牛木 護 ,  吉田 正義 ,  今枝 弘充 ,  梅村 裕明 ,  小合 宗一 ,  高橋 知之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-076636
公開番号(公開出願番号):特開2011-206241
出願日: 2010年03月30日
公開日(公表日): 2011年10月20日
要約:
【課題】従来よりも血管の組織侵襲を抑制しつつ、一方の血管の側壁端部の内壁と、他方の血管の側壁端部の内壁とを容易に吻合させ得る吻合器具及び吻合構造体を提案する。【解決手段】第1血管吻合器具2及び第2血管吻合器具3において、第1吸引孔7及び第2吸引孔8からの吸引により血管v1,v2の内壁vi1,vi2を外部に露出させた状態で保持することができるので、従来のように血管v1,v2の側壁端部ve1,ve2を針部1本1本に刺して外反させてゆく煩雑で、かつ熟練を要する作業を省くことができ、かくして、その分だけ、一方の血管v1の側壁端部ve1の内壁vi1と、他方の血管v2の側壁端部ve2の内壁vi2とを容易に吻合させることができる。また、従来のように血管v1,v2に針部を貫通させることがないので、血管v1,v2の内腔面に異物が露出することを回避でき、従来よりも血管v1,v2の組織侵襲を抑制できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
対向する一端面及び他端面を有する本体と、前記本体の一端面及び他端面を貫通し、半径方向に切断された管状生体組織のうち、一方の前記管状生体組織が挿通される挿通孔と、前記本体の一端面に穿設され、前記挿通孔の周辺に配列された複数の吸引孔とを備え、 前記挿通孔に挿通させた前記管状生体組織の側壁端部を、前記吸引孔からの吸引により該吸引孔に吸着させることにより外反させ、該管状生体組織の内壁を外部に露出させた状態で保持する ことを特徴とする吻合器具。
IPC (2件):
A61B 17/11 ,  A61L 33/00
FI (2件):
A61B17/11 ,  A61L33/00 T
Fターム (5件):
4C081AC03 ,  4C081BA16 ,  4C160CC03 ,  4C160CC06 ,  4C160CC32
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 血管吻合具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-156040   出願人:株式会社河野製作所
  • 組織縫合結紮器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-122554   出願人:オリンパス株式会社
  • 血管把持具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-298103   出願人:ニプロ株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 血管吻合具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-156040   出願人:株式会社河野製作所
  • 組織縫合結紮器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-122554   出願人:オリンパス株式会社
  • 血管把持具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-298103   出願人:ニプロ株式会社
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