特許
J-GLOBAL ID:201103033208668837
複眼撮像装置及びそのホワイトバランス調整方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-175587
公開番号(公開出願番号):特開2011-030091
出願日: 2009年07月28日
公開日(公表日): 2011年02月10日
要約:
【課題】複数の撮像素子の個体差と画角差による色のずれを光源の分光特性を含めて解消する。【解決手段】Masterの撮像部において撮影を行ない、取得された画像データに基づいて入射光の光源を推定する(ステップS14)。また、この画像データに基づいて、Masterのホワイトバランスゲイン(AWBゲイン)AWB_Gain_Masterが算出される(ステップS15)。SlaveのAWBゲインについては、まずステップS14において推定した光源に対応する個体差吸収係数を記録部から読み出し(ステップS18)、この読み出した個体差吸収係数とMasterのAWBゲインとの積から、SlaveのAWBゲインであるAWB_Gain_Slave(n)が算出される。これらのAWBゲインを適用して、各撮像部で撮影された画像データのホワイトバランス調整を行う(ステップS20)。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
撮像素子の各画素に対応してそれぞれ分光成分を受光させるための各色のカラーフィルタが配設された複数の撮像手段を備えた複眼撮像装置のホワイトバランス調整方法であって、
前記複数の撮像手段の中から1つの基準撮像手段を決定する基準決定工程と、
前記基準撮像手段と該基準撮像手段以外の撮像手段との分光の個体差を吸収するための撮像手段毎の個体差吸収係数であって、分光特性の異なる複数の光源毎の個体差吸収係数を取得する個体差吸収係数取得工程と、
前記複数の撮像手段によって被写体を撮影して画像信号を取得する撮影工程と、
前記基準撮像手段から得られた画像信号に基づいて該基準撮像手段のホワイトバランスゲインを算出する第1のホワイトバランスゲイン算出工程と、
前記基準撮像手段から得られた画像信号に基づいて、前記撮影工程が画像信号を取得したときの前記基準撮像手段への入射光の光源を特定する光源特定工程と、
前記特定した光源に対応する撮像手段毎の個体差吸収係数を選択する選択工程と、
前記基準撮像手段のホワイトバランスゲインと前記選択した撮像手段毎の個体差吸収係数とに基づいて、前記基準撮像手段以外の撮像手段毎のホワイトバランスゲインを算出する第2のホワイトバランスゲイン算出工程と、
前記算出したホワイトバランスゲインに基づいて前記取得した画像信号のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整工程と、
を備えたことを特徴とする複眼撮像装置のホワイトバランス調整方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
5C065AA03
, 5C065BB02
, 5C065BB20
, 5C065CC01
, 5C065DD02
, 5C065EE06
, 5C065EE16
, 5C065GG30
, 5C066AA01
, 5C066CA17
, 5C066EA14
, 5C066GA01
, 5C066KE01
, 5C066KE09
引用特許:
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