特許
J-GLOBAL ID:201103033550141700

アルカリ浸出により使用済み触媒から金属のモリブデンとバナジウムを回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 川口 義雄 ,  伏見 直哉 ,  小野 誠
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-548520
特許番号:特許第4401024号
出願日: 1999年05月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 a) 金属硫化物として2種以上の金属を含有し、前記2種以上の金属硫化物の少なくとも2種が硫化モリブデンおよび硫化バナジウムであるか、または硫化タングステンおよび硫化バナジウムである、1種以上の触媒を採取すること、 b) 前記触媒を脱油すること、 c) 前記の少なくとも二種の金属硫化物の50〜70重量%の範囲を可溶性の金属および可溶性の硫黄種へと変換するのに十分な時間、苛性アルカリおよび空気または酸素の存在下、大気圧、100°C未満の温度、および9より大きいpHで一種以上の前記脱油触媒を浸出し、これにより可溶性の金属および可溶性の硫黄種を含有する第一液体流と、第一固体とを含んでなる第一浸出スラリーを形成すること、 d) 前記第一浸出スラリーを前記第一液体流および前記第一固体に分離すること、 e) 段階(c)より前に一種以上の触媒上に存在する金属硫化物に基づいて少なくとも二種の金属硫化物の90重量%より多くを、可溶性の金属および可溶性の硫黄種へと変換するのに十分な時間、苛性アルカリおよび空気または酸素の存在下、69kPa(10絶対psi)より高い酸素分圧、70°Cより高い温度、および10より大きいpHで前記第一固体を浸出し、これにより可溶性の金属および可溶性の硫黄種を含有する第二液体流と第二固体とを含んでなる第二浸出スラリーを形成すること、 f) 第二浸出スラリーを前記第二液体流および前記第二固体に分離すること、 g) 前記第一液体流および前記第二液体流を採取して、混合液体流を形成すること、 h) 前記混合液体流を酸化し、これにより酸化液体流を形成すること、 i) 前記酸化液体流を冷却し、酸化液体流のpHを6.5に調整し、これにより溶解したアルミナを沈殿させ、前記アルミナを前記酸化液体流から分離すること、 j) 酸化液体流のpHを2.5に調整すること、 k) 可溶性金属種を有機溶媒に移行させるのに有効な抽出剤を含有する有機溶媒に酸化液体流を接触させ、これにより少なくとも一種の可溶性金属種を含有する有機相および硫酸塩を含有する水性液を造ること、 l) 前記の硫酸塩を含有する水性液を回収すること、 m) アンモニア水溶液の存在下で可溶性金属種を有機相からストリップ(除去)し、これにより金属種を含有する水性相を形成すること、 n) 水性相のpHを調整して、少なくとも一種のアンモニウム金属塩として少なくとも一種の金属を選択的に沈殿させること、および o) 前記の少なくとも一種のアンモニウム金属塩を前記水性相から分離し、前記の少なくとも一種のアンモニウム金属塩を回収すること を含んでなる方法であり、油を含有し、アルミナ含有担体および一種以上の金属を含んでなる触媒から金属を再生する方法。
IPC (6件):
C22B 34/34 ( 200 6.01) ,  C22B 3/04 ( 200 6.01) ,  C22B 3/20 ( 200 6.01) ,  C22B 3/44 ( 200 6.01) ,  C22B 7/00 ( 200 6.01) ,  C22B 34/22 ( 200 6.01)
FI (6件):
C22B 34/34 ,  C22B 3/00 A ,  C22B 3/00 H ,  C22B 3/00 Q ,  C22B 7/00 B ,  C22B 34/22
引用特許:
審査官引用 (6件)
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