特許
J-GLOBAL ID:201103034112663288

移動通信システムの回線選択方法及び移動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 城之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-049527
公開番号(公開出願番号):特開2000-253057
特許番号:特許第3356710号
出願日: 1999年02月26日
公開日(公表日): 2000年09月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 パケット用無線基地局を含む無線基地局内の無線制御部と、前記無線基地局から複数の制御回線を含むデジタル回線を介して上位ノードである通信ネットワークと通信する制御回線インタフェース部とを備えた移動通信システムの回線選択方法であって、前記無線制御部は、各々の前記制御回線の使用状況を示すトラヒック量の測定を行ない、これらの制御回線の負荷状況を監視し、各々の前記制御回線の回線状態が、使用可能である正常と使用不可能である異常とを判別し、前記制御回線の回線状態が正常な場合、前記制御回線の各々の負荷状況に基づき、有効な1つの制御回線を選択することで、複数の前記制御回線を使用する場合の負荷を分散し、前記制御回線インタフェース部の前記制御回線毎に備えられた中継用スタック・バッファは、前記無線制御部からの信号を入力して蓄積し、この信号を、蓄積された順に前記デジタル回線に出力し、前記無線制御部は、取り出しされていない未処理信号の信号蓄積量と、全てのバッファ量に対する前記信号蓄積量である信号蓄積率とを算出することで各々の前記制御回線の負荷状況を監視し、各々の移動機の信号を識別する移動機識別子情報を、各々の前記移動機の信号の追い越しが発生しないように、各前記制御回線状態から選択できる前記移動機のもつ回線番号から使用できる制御回線を特定し、前記移動機との通信で追い越しが発生しないように、前記制御回線の負荷状況とトラヒック量の大きさとに基づき他の制御回線の選択に用い、本回線選択方法に用いる信号フォーマットの信号内に含まれる移動機識別子情報の情報が同一の信号は、本回線選択方法より特定された制御回線を使用して通信ネットワーク側での信号到達順序を保つ動作をし、前記信号フォーマットを用いる呼処理信号には、必ず移動機識別子情報が固定の位置に存在し、どの制御回線を使用するかの判別に使用し、各制御回線の異常/正常の判別に利用する回線状況と、正常な場合のトラヒック量の測定を行ない負荷状況が監視できる中継信号蓄積率である前記信号蓄積率とを各制御回線毎に監視できる回線選択判定用監視情報をリアルタイムに監視することを特徴とする移動通信システムの回線選択方法。
IPC (2件):
H04L 12/56 100 ,  H04Q 7/38
FI (2件):
H04L 12/56 100 Z ,  H04B 7/26 109 M
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 制御回線選択方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-242891   出願人:日本電信電話株式会社
  • パケット通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-146943   出願人:エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
  • 特開昭63-209347

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