特許
J-GLOBAL ID:201103034541608066

高用量フック効果を示す側流サンドイッチ免疫検定で分析対象物濃度を測定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 津国 肇 ,  篠田 文雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-207240
公開番号(公開出願番号):特開2000-046831
特許番号:特許第4454071号
出願日: 1999年07月22日
公開日(公表日): 2000年02月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】 流体試験媒体中の分析対象物の濃度を測定する方法において、 a)分析対象物を含有する疑いのある試験流体が毛管作用によって貫流することができる多孔質材料の試験片であって、分析対象物の第一のエピトープに対して特異的な抗体が固定されている少なくとも二つの別々の(distinct)捕捉領域と、試験片に対するその適用の際、流体試験媒体とともに試験片を貫流することができる、分析対象物の第二のエピトープに対して特異的な標識化抗体とを有する試験片を提供する工程; b)流体試験媒体を試験片に適用し、それを、標識化抗体をそれとともに有する試験片に沿って流れさせ、それにより、別々の捕捉領域中の固定化抗体と接触させ、そして、流体が試験片に沿って流れるとき接触する少なくとも第一の捕捉領域中で、固定化抗体と分析対象物の第一のエピトープとの結合を部分的にブロックするのに十分な分析対象物が流体試験媒体中に存在するとき、流体試験媒体が分析対象物を運んで通過する別々の捕捉領域中で、固定化抗体と、分析対象物と、標識化抗体とのサンドイッチを形成し、そのサンドイッチ形成の量は、固定化抗体の部分的ブロックによって制限される工程; c)サンドイッチが形成した別々の捕捉領域それぞれにおける標識化抗体上の標識からの信号を定量的に検出して、流体試験媒体中の分析対象物の濃度に対し特異的(ユニーク)である信号パターンを得る工程;及び d)ユニークな信号パターンを数学的に合わせて単調用量応答曲線を作り出して、固定化抗体と分析対象物の第一のエピトープとの結合のブロックをファクタから外す(factor out)工程を含み、 前記試験片が、三つの捕捉領域及び標識化抗体の捕集手段が固定されている一つの捕集領域を有し、 ユニークな信号パターンを、 i)第一の捕捉領域の信号に対する第二及び第三の捕捉領域の信号の比率を決定するステップと、 ii)二つの比率を、捕集領域の信号と同じ大きさの範囲にある数で乗じるステップと、 iii)捕集領域の信号を、工程iiで得た二つの積の和から減じるステップと、 によって合わせる ことを特徴とする方法。
IPC (1件):
G01N 33/543 ( 200 6.01)
FI (3件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/543 515 A ,  G01N 33/543 515 D
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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