特許
J-GLOBAL ID:201103034694836890

スーパーソルバス熱処理ニッケル基超合金の最終結晶粒径を制御し改善する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 荒川 聡志 ,  小倉 博 ,  黒川 俊久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-144348
公開番号(公開出願番号):特開2011-012346
出願日: 2010年06月25日
公開日(公表日): 2011年01月20日
要約:
【課題】 γ′析出強化ニッケル基超合金を鍛造成形して物品の低サイクル疲労耐性及び高温滞留挙動を向上させる。【解決手段】 超合金組成は、重量基準で、16.0〜22.4%のCo、6.6〜14.3%のCr、2.6〜4.8%のAl、2.4〜4.6%のTi、1.4〜3.5%のTa、0.9〜3.0%のNb、1.9〜4.0%のW、1.9〜3.9%のMo、0.0〜2.5%のRe、0.05%超のC、0.1%以上のHf、0.02〜0.10%のB、0.03〜0.10%のZr、残部のニッケルと不可避不純物である。超合金からビレットを形成し、超合金のγ′ソルバス温度よりも低温で加工して加工物品を形成し、次いで超合金のγ′ソルバス温度よりも高温で熱処理して結晶粒を均一に粗大化した後、冷却してγ′を再析出させる。本物品(10)はASTM7よりも粗くない平均結晶粒径を有し、臨界結晶粒成長を実質的に含まない。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
γ′ソルバス温度を有するγ′析出強化ニッケル基超合金から物品(10)を形成する方法であって、 重量基準で、約16.0〜22.4%のコバルト、約6.6〜14.3%のクロム、約2.6〜4.8%のアルミニウム、約2.4〜4.6%のチタン、約1.4〜3.5%のタンタル、約0.9〜3.0%のニオブ、約1.9〜4.0%のタングステン、約1.9〜3.9%のモリブデン、約0.0〜2.5%のレニウム、0.05%超の炭素、0.1%以上のハフニウム、約0.02〜0.10%のホウ素、約0.03〜0.10%のジルコニウム、残部のニッケル及び不可避不純物の組成を有するγ′析出強化ニッケル基超合金を形成する段階と、 超合金のビレットを成形する段階と、 超合金のγ′ソルバス温度よりも低い温度でビレットを加工して、加工された物品(10)を形成する段階であって、ビレットを変形させて、臨界結晶粒成長を回避するための上限歪み速度よりも低いが平均結晶粒径を制御するのに十分に高い最大歪み速度を達成するように加工する段階と、 加工された物品(10)を、超合金のγ′ソルバス温度を超える温度で、加工された物品(10)の結晶粒を均一に粗大化するのに十分な持続時間熱処理する段階と、 加工された物品(10)を、加工された物品(10)内でγ′を再析出させて、ASTM7よりも粗くない平均結晶粒径を有し、平均結晶粒径よりも3ASTM単位超粗大な結晶粒を実質的に含まない加工物品(10)を得るのに十分な速度で冷却する段階と を含む方法。
IPC (10件):
C22F 1/10 ,  B22F 3/15 ,  B22F 3/20 ,  C22C 1/04 ,  C22C 19/05 ,  B22D 21/00 ,  B22D 23/00 ,  F01D 5/28 ,  F01D 25/00 ,  F02C 7/00
FI (12件):
C22F1/10 H ,  B22F3/15 M ,  B22F3/20 C ,  C22C1/04 B ,  C22C19/05 C ,  B22D21/00 C ,  B22D23/00 E ,  F01D5/28 ,  F01D25/00 L ,  F01D25/00 X ,  F02C7/00 C ,  F02C7/00 D
Fターム (8件):
3G002EA06 ,  4K018AA09 ,  4K018BA20 ,  4K018EA11 ,  4K018EA31 ,  4K018FA50 ,  4K018KA12 ,  4K018KA62
引用特許:
審査官引用 (1件)

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