特許
J-GLOBAL ID:201103035262234837

金属チタンの精錬方法及びその精錬装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 成瀬 勝夫 ,  中村 智廣
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-210537
公開番号(公開出願番号):特開2004-052037
特許番号:特許第3981601号
出願日: 2002年07月19日
公開日(公表日): 2004年02月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 酸化チタン(TiO2)を熱還元して金属チタン(Ti)を製造する金属チタンの精錬方法であり、 反応槽内には、塩化カルシウム(CaCl2)と酸化カルシウム(CaO)及び/又はカルシウム(Ca)からなり、カルシウム濃度(Ca濃度)が1.5重量%以下であって酸化カルシウム濃度(CaO濃度)が11.0重量%以下である混合溶融塩で反応領域を構成し、 この反応領域を、混合溶融塩中の酸化カルシウム及び/又は塩化カルシウムを電気分解する電解帯域と酸化チタンを還元する還元帯域とに区画し、 上記電解帯域では、混合溶融塩中の酸化カルシウム及び/又は塩化カルシウムを電気分解してカルシウム(Ca)及び1価カルシウムイオン(Ca+)を生成せしめ、この電解帯域で生成したカルシウム及び1価カルシウムイオンを還元帯域に供給し、 上記還元帯域では、還元帯域に導入された酸化チタンを還元すると共に、この酸化チタンの還元で得られたスポンジ状金属チタン(Ti)の脱酸素を行い、かつ、還元帯域で生成したスポンジ状金属チタンをこの還元帯域の混合溶融塩中に保持する保持時間を調節することにより、生成したスポンジ状金属チタン中の固溶酸素濃度を調節し、また、この還元帯域で生成した酸化カルシウムを上記電解帯域に戻し、 上記反応領域から回収されたスポンジ状金属チタンを、チタンインゴットとして製品化される前に、水及び/又は希塩酸で洗浄して付着塩を除去する ことを特徴とする金属チタンの精錬方法。
IPC (3件):
C22B 34/12 ( 200 6.01) ,  F27B 17/00 ( 200 6.01) ,  C25C 3/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
C22B 34/12 102 ,  C22B 34/12 103 ,  F27B 17/00 A ,  C25C 3/02 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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