特許
J-GLOBAL ID:201103035913813202

動画像符号化データのトランスコーディング方法およびトランスコーディング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 川▲崎▼ 研二 ,  松本 隆 ,  秦 貴清
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-178964
公開番号(公開出願番号):特開2001-359104
特許番号:特許第4361665号
出願日: 2000年06月14日
公開日(公表日): 2001年12月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 フレーム内符号化アルゴリズムと動き補償を伴ったフレーム間予測符号化アルゴリズムとを含む第1符号化アルゴリズムにより動画像を表す複数のフレームから生成された符号化データを、第2符号化アルゴリズムに対応した符号化データに変換するトランスコーディング方法において、 前記複数のフレームは、 フレーム内符号化アルゴリズムによって符号化されたフレーム内符号化フレームと、 時間的に前後に存在するフレームとの差分に基づきフレーム間予測符号化アルゴリズムによって符号化されたフレーム間予測符号化フレームとを含み、 且つ、それぞれの前記フレームは複数のブロックから構成されており、 前記フレーム間予測符号化フレームのブロックの各々に対応する前記動き補償のための動き情報から、前記動画像を縮小したときの動き情報を生成する縮小画像用動き情報算出過程と、 前記縮小画像用動き情報算出過程により得られた動き情報から、前記第2符号化アルゴリズムに対応した動き情報を推定する動き情報推定過程であって、 前記フレーム間予測符号化フレームにおいて、時間的に前に存在するフレームとの差分に基づいて符号化されたブロックに対応する動き情報に基づいて、前記第2符号化アルゴリズムに対応した符号化データにおいて、時間的に前に存在するフレームとの差分に基づいて符号化されるブロックに対応する動き情報を求め、求めた動き情報を、前記第2符号化アルゴリズムに対応した動き情報として推定し、 前記フレーム間予測符号化フレームにおいて、時間的に後に存在する第1参照フレームとの差分に基づいて符号化されたブロックに対応する動き情報から、当該第1参照フレームにおいて当該ブロックに対応する第1参照ブロックを求め、当該第1参照フレームにおける各ブロックのうち、前記第1参照ブロックに重複している部分の面積が最も大きいブロックであって、且つ、時間的に前に存在する第2参照フレームとの差分に基づいて符号化されるブロックに対応する動き情報を求め、求めた動き情報と、前記フレーム間予測符号化フレームにおいて前記第1参照フレームとの差分に基づいて符号化されたブロックに対応する動き情報との和を、前記第2符号化アルゴリズムに対応した動き情報として推定する動き情報推定過程と、 前記縮小画像用動き情報算出過程において算出された縮小画像に対応した動き情報を用いて、前記フレーム間予測符号化アルゴリズムにより生成された符号化データから当該符号化データに対応した画像の縮小画像の画像データを生成する縮小画像データ算出過程と、 前記縮小画像データ算出過程において得られた画像データから前記第2符号化アルゴリズムに対応した符号化データを生成する過程であって、前記動き情報推定過程において算出された動き情報を用いて動き補償を行い、フレーム間予測符号化による符号化データを生成する再符号化過程と を具備することを特徴とするトランスコーディング方法。
IPC (1件):
H04N 7/32 ( 200 6.01)
FI (1件):
H04N 7/137 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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