特許
J-GLOBAL ID:201103036103532645

直動案内ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-373043
公開番号(公開出願番号):特開2001-187919
特許番号:特許第4268298号
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 長手方向の両側面に軌道溝が形成された軌道レールと前記軌道レールに対して相対摺動自在なスライダとから成り,前記スライダは,前記軌道レールの前記軌道溝に対向した軌道溝とリターン通路孔とが形成されたケーシング,前記軌道溝間に形成される負荷軌道路を転走する転動体,前記ケーシングの両端面にそれぞれ固定され且つ前記負荷軌道路と前記リターン通路孔とを接続して前記転動体が循環する無限循環路を形成する方向転換路が形成されたエンドキャップ,前記軌道レールに形成された前記軌道溝を潤滑するため前記エンドキャップの端面に取り付けられた板状体の給油装置,及び前記給油装置の端面に取り付けられたエンドシールを具備した直動案内ユニットにおいて, 前記給油装置は,超高分子量の合成樹脂微粒子を所定の金型に充填して加熱成形することにより形成された多孔質構造を有する焼結樹脂部材と前記多孔質構造を成す微粒子間の多孔部に含浸された潤滑剤とから構成された潤滑プレート,前記潤滑プレートの一側の端面に取り付けられた芯金,及び前記潤滑プレートの前記一側の端面に対向する他側の端面と前記潤滑プレートの周面とを覆う一体構造のケースから成り, 前記潤滑プレートは,前記軌道レールの前記側面の前記軌道溝にそれぞれ対向して一対に分割された潤滑プレート部分から構成され,前記潤滑プレート部分は,前記ケース内に収容されて前記潤滑剤を貯留する潤滑プレート本体,及び前記潤滑プレート本体と一体構造にして前記軌道レールの前記軌道溝に摺接して前記潤滑プレート本体に貯留された前記潤滑剤を前記軌道溝に供給する弧状の摺接面を備えた凸状の摺接部から成り, 前記ケースには,前記摺接部が前記潤滑プレート本体から突出するための開口がそれぞれに形成され, 前記芯金は,一部を折り曲げて形成された又は打ち立てられた突刺し爪が前記潤滑プレート部分の前記摺接部の近傍及び前記摺接部から離れた前記潤滑プレート本体に対応して2ヶ所ずつに形成された一枚の金属板から形成され, 前記給油装置は,前記芯金の前記突刺し爪が前記潤滑プレート部分にそれぞれ突き刺されることによって,前記潤滑プレート部分の前記摺接部が対向する前記軌道溝に合致して当接する位置に固定されて前記一対の前記潤滑プレート部分が前記ケース内に収納されていることを特徴とする直動案内ユニット。
IPC (1件):
F16C 29/06 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16C 29/06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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