特許
J-GLOBAL ID:201103036317339125

金属材の表面改質方法および高硬度表面層を有する金属材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 幸喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-262096
公開番号(公開出願番号):特開2011-105991
出願日: 2009年11月17日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】表層に強ひずみ加工などによって形成された高硬度の超微細結晶粒層を有し、さらに、その内層に十分な層厚で母材に比べて高い硬度の高硬度層を有する金属材およびその製造方法を提供する。【解決手段】表層の少なくとも一部に超微細結晶粒層を有する金属材に、急速短時間加熱による焼入れを施し、前記超微細結晶粒層を残存させて焼入れ組織を形成する。超微細結晶粒層は、加工工具を用いた摩擦加工などにより形成することができ、100nm〜1μmのサブミクロン結晶粒、100nm未満のナノ結晶粒が存在する超微細結晶粒層が形成される。急速短時間加熱による焼入れは、好適には加熱時間0.3秒〜1秒、加熱温度750°C〜950°Cの条件とした高周波焼入れにより行なうことができる。極表層は高周波焼入れしたものと同等、あるいは、それ以上に高強度化・高硬度化され、素地も焼入れされて高い硬度を有し、疲労特性などが向上する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
表層の少なくとも一部に超微細結晶粒層を有する金属材に、急速短時間加熱による焼入れを施し、前記超微細結晶粒層を残存させて焼入れ組織を形成することを特徴とする金属材の表面改質方法。
IPC (2件):
C21D 1/10 ,  C21D 7/04
FI (2件):
C21D1/10 H ,  C21D7/04 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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