特許
J-GLOBAL ID:201103040023846697
スタータ制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-156754
公開番号(公開出願番号):特開2011-185260
出願日: 2010年07月09日
公開日(公表日): 2011年09月22日
要約:
【課題】スタータモータへの突入電流を抑制するための突入電流抑制用手段に制御不能な異常が生じたことを検出する。【解決手段】アイドルストップ車両において、バッテリ15からスタータ13のモータ17への通電経路には、接点が短絡する接点側状態と、接点が開放することで通電経路に抵抗体27dを直列に挿入する抵抗側状態とに、択一的に駆動されるリレー27が設けられており、スタータ13を制御するECU11は、アイドルストップからのエンジン再始動時には、リレー27を抵抗側状態にしてモータ17への通電を開始することで突入電流を抑制する。そして、ECU11は、リレー27を抵抗側状態に駆動してモータ17に通電した時のバッテリ電圧VBに基づき、リレー27の接点側状態固着異常を検出し、リレー27を接点側状態に駆動してモータ17に通電した時のバッテリ電圧VBに基づき、リレー27の抵抗側状態固着異常を検出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両のエンジンをモータの回転力でクランキングするスタータと、
電源から前記スタータのモータへの通電経路に設けられ、該通電経路を連通するオン状態と、該通電経路を遮断するオフ状態とに、択一的に駆動されるスイッチ手段と、
前記通電経路において前記スイッチ手段に対し直列に設けられ、前記モータに流す電流を抑制する状態である第1状態と、前記モータに流す電流を抑制しない状態である第2状態とに駆動される突入電流抑制用手段と、
所定の自動停止条件が成立すると前記エンジンを停止させ、その後、所定の自動始動条件が成立すると前記エンジンを再始動させるアイドルストップ制御手段と、
を備えた車両に用いられ、
前記アイドルストップ制御手段が前記エンジンを再始動させる場合に、前記スタータに前記エンジンをクランキングさせるために前記モータに通電する通電処理として、前記突入電流抑制用手段を前記第1状態となるように駆動し、且つ、前記スイッチ手段を前記オン状態となるように駆動し、所定時間後に前記突入電流抑制用手段を前記第1状態から前記第2状態となるように駆動する再始動時通電処理を行うスタータ制御装置であって、
前記スイッチ手段が前記オン状態となるように駆動された場合の前記通電経路の電圧に基づいて、前記突入電流抑制用手段に制御不能な異常が生じていることを検出する異常検出手段を備えていること、
を特徴とするスタータ制御装置。
IPC (3件):
F02N 11/08
, F02D 29/02
, F02N 15/02
FI (6件):
F02N11/08 X
, F02D29/02 321A
, F02D29/02 321B
, F02N15/02 A
, F02N15/02 B
, F02N11/08 L
Fターム (5件):
3G093BA04
, 3G093CA01
, 3G093CA12
, 3G093DB19
, 3G093EC02
引用特許:
前のページに戻る