特許
J-GLOBAL ID:201103040437326954

車両用扉のクロージャー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-173357
公開番号(公開出願番号):特開2001-003620
特許番号:特許第3777270号
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2001年01月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 扉の周縁部または扉開口の周縁部の一方にストライカが配される一方、他方の周縁部に前記ストライカに係脱するロック装置が配されており、前記ストライカまたは前記ロック装置の一方の従動部材を駆動モータの動力により強制的に作動させて、半閉扉状態の扉を完全に閉扉するようにした車両用扉のクロージャー装置であり、主動部材、ストッパ部材、位置検出部、制御部および、動力伝達手段を有するものにおいて、 前記主動部材は、前記従動部材の作動に備えて待機する待機位置と、該待機位置を間にして、一方側にあって、前記従動部材を作動する作動位置と、他方側にある被検知位置とに移動可能に配されており、 前記ストッパ部材は、前記駆動モータの正方向または逆方向の一方への回転によって前記被検知位置に移動した前記主動部材が当接して、該主動部材の前記他方側への移動を制限し、 前記位置検出部は、前記主動部材が前記ストッパ部材に当接した際の前記駆動モータの電気値の変化に基づいて、前記主動部材の前記被検知位置への移動を検出する電気値検出手段を有し、 前記制御部は、前記主動部材が前記被検知位置に移動した場合に、前記駆動モータを正方向または逆方向の他方へ回転させて、前記駆動モータの電気値が許容範囲内の値になるかまたは、所定時間経過した際に駆動モータを回転停止して、前記主動部材を前記被検知位置から前記待機位置に戻すモータ制御手段を有し、 前記動力伝達手段は、動力が伝達される伝達経路上の前記主動部材側に設けられる第1伝達部材および、前記伝達経路の前記従動部材側に設けられる第2伝達部材を有し、 前記第1伝達部材は、動力が伝達されると、揺動する揺動端部に係合溝または該係合溝に係合するピン部材の一方を有し、 前記第2伝達部材は、動力が伝達されると、同じく揺動する揺動端部に前記係合溝または前記ピン部材の他方を有し、 前記係合溝は、前記主動部材が前記作動位置に移動して前記第1伝達部材が揺動した際に、前記第2伝達部材を揺動可能にすべく前記ピン部材が相対移動する、前記第1伝達部材の揺動中心を略中心にして径方向に延びる作動時用長溝および、前記主動部材が前記待機位置に移動して前記第1伝達部材が揺動した際に、前記第2伝達部材を揺動不能にすべく前記ピン部材が相対移動する、前記第1伝達部材の揺動中心を略中心にする円周方向に延びる待機時用長溝を有することを特徴とする車両用扉のクロージャー装置。
IPC (2件):
E05B 65/32 ( 200 6.01) ,  B60J 5/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
E05B 65/32 ,  B60J 5/00 J
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ドアクロージャ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-307637   出願人:株式会社大井製作所

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