特許
J-GLOBAL ID:201103040538075561
バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
青木 健二
, 米澤 明
, 小山 卓志
, 田中 貞嗣
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-239645
公開番号(公開出願番号):特開2001-063515
特許番号:特許第3844179号
出願日: 1999年08月26日
公開日(公表日): 2001年03月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 両側壁を有するベースと、これらの側壁に非ラッチ位置とラッチ位置との間で回動可能に支持されるとともに前記ラッチ位置の方へ付勢され、タングが所定位置に挿入されたときラッチ位置に回動してこのタングに係合するラッチ部材と、ラッチ状態にある前記タングと前記ラッチ部材とを解離するための操作部材と、非ロック位置とロック位置との間に移動可能に設けられ、前記タングと前記ラッチ部材とのラッチ時、前記ロック位置に設定されて前記ラッチ部材を前記ラッチ位置に保持させるとともに、前記タングと前記ラッチ部材とのラッチを解除可能にする前記非ロック位置に前記操作部材によって移動されるようになっているロック部材と、前記操作部材および前記ロック部材が大慣性力を受けて前記タングと前記ラッチ部材とのラッチを解除する位置へ移動するのを阻止する移動阻止手段とを備えているバックルにおいて、
前記移動阻止手段は前記両側壁間にバックルの長手方向に移動可能でかつ回動可能に設けられているとともに、重心が前記移動阻止手段の回動軸から偏心した位置に設定されている質量体と前記ロック部材の非ロック位置に移動するのを阻止するレバーとを備えており、
前記レバーは、前記ロック部材が非ロック位置に設定されたときは前記ロック部材の移動通路から外れるとともに、前記ロック部材がロック位置に設定されたときは前記ロック部材の移動通路に位置するようにされており、
更に、前記タングと前記ラッチ部材とのラッチを解除する方向と逆方向に慣性力が加えられたときに、前記移動阻止手段が長手方向に移動しかつ前記移動阻止手段が前記質量体の前記重心に作用する前記慣性力で回動するのを阻止され、また、前記タングと前記ラッチ部材とのラッチを解除する方向に慣性力が加えられたときには、前記レバーが前記ロック部材の移動通路に保持される方向に前記移動阻止手段に作用する、前記質量体の重心に作用する慣性力によるモーメントが、前記レバーが前記ロック部材の移動通路から外れる方向に前記移動阻止手段に作用する、前記操作部材の慣性力によるモーメントより大きくなるように設定されていることを特徴とするバックル。
IPC (2件):
B60R 22/12 ( 200 6.01)
, A44B 11/14 ( 200 6.01)
FI (2件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
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安全ベルト用バックル
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-076827
出願人:富士機工株式会社
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