特許
J-GLOBAL ID:201103040781174640

音響共鳴体及び音響室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人朝日特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-239875
公開番号(公開出願番号):特開2011-133855
出願日: 2010年10月26日
公開日(公表日): 2011年07月07日
要約:
【課題】共鳴体の寸法を増大させないで、音圧を低減させるとともに媒質粒子の運動速度を増大させる効果を、低周波数帯域において高める。【解決手段】管状を成している音響共鳴体10は、開口端111と閉口端112との間で延在する柱状の中空領域113を内部に有する管状部材11を備える。開口端111付近には、円柱状を成し、中心付近に円柱状の空洞が開けられた抵抗材12が設けられている。抵抗材12は、中空領域の延在方向(中心軸x方向)に対する各位置に、それよりも抵抗が小さい領域が含まれるように設けられている。中空領域113には、共鳴時に、中心軸x方向に対する位置に応じて共鳴周波数の音圧が変化する領域が含まれる。抵抗材12の作用により、管状部材11単体の場合に生じる共鳴現象とは異なる現象が生じ、管状部材11単体の場合よりも音響共鳴体10の共鳴周波数は低周波数側へシフトする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
開口する一端と、開口し、又は閉口する他端とを有し、前記一端と前記他端との間で延在する中空領域が構成された筐体を備え、 第1の領域と、媒質粒子の運動に対する抵抗が前記第1の領域よりも大きい第2の領域とが前記中空領域に構成され、前記中空領域の延在方向に直交する平面で前記中空領域を切断した場合の断面において、前記第2の領域が含まれる断面に、当該第2の領域に接して前記第1の領域が構成されており、 共鳴時には、前記延在方向に対する位置に応じて共鳴周波数の音圧が変化する領域が前記中空領域に含まれる ことを特徴とする音響共鳴体。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  G10K 15/00
FI (2件):
G10K11/16 C ,  G10K15/00 M
Fターム (2件):
5D061AA26 ,  5D061CC04
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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