特許
J-GLOBAL ID:201103041663321660

回転軸シール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中谷 武嗣
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-248878
公開番号(公開出願番号):特開2001-074144
特許番号:特許第4035577号
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2001年03月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ハウジング(31)と回転軸(32)の間に介装され、金属製アウターケース(1)と、該アウターケース(1)に内装され上記回転軸(32)に摺接する第1シールエレメント(7)と、該第1シールエレメント(7)より流体収納室(33)側に配設されて上記回転軸(32)に摺接するリップ先端部(13b)を有するゴム製シール部材(5)とを、備えた回転軸シールに於て、 上記ゴム製シール部材(5)の背面を保持するサポート金具(12)を具備し、該サポート金具(12)は、上記回転軸(32)の回転軸心(L)に直交する平板部(15)と、回転軸心(L)を中心とする短円筒状の円筒部(16)と、を有し、上記平板部(15)の外周端は上記アウターケース(1)の内周面に当接し、かつ、上記回転軸(32)への装着状態に於て上記円筒部(16)の内周面は第1シールエレメント(7)に密着して配設され、さらに、該円筒部(16)の上記流体収納室(33)側の先端部(16a)を折曲部(17)にて折曲げて該先端部(16a)の外周面を先端へしだいに縮径する勾配受け面(A)とし、 上記ゴム製シール部材(5)の上記回転軸(32)への非装着状態にて、上記ゴム製シール部材(5)のリップ先端部(13b)の背面を上記サポート金具(12)の上記勾配受け面(A)にて保持すると共に、上記サポート金具(12)と上記ゴム製シール部材(5)との間に隙間部(S)を設け、かつ、リップ先端部(13b)は回転軸(32)の仮想の回転軸心(L)に対して所定の傾斜角度(θ)に傾斜して配設され、さらに、上記サポート金具(12)の上記勾配受け面(A)は仮想の回転軸心(L)に対して上記所定の傾斜角度(θ)と同一の角度に傾斜し、 上記ゴム製シール部材(5)の上記回転軸(32)への装着状態に於て、上記流体収納室(33)の圧力増加に伴って、上記ゴム製シール部材(5)が該隙間部(S)に侵入するよう弾性変形して、上記リップ先端部(13b)が、回転軸(32)より離間する方向に引張られるよう構成したことを特徴とする回転軸シール。
IPC (1件):
F16J 15/32 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16J 15/32 311 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • リップ型シール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-146539   出願人:イーグル工業株式会社
  • 密封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-029231   出願人:エヌオーケー株式会社
  • オイルシール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-307497   出願人:エヌオーケー株式会社

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