特許
J-GLOBAL ID:201103042024079471

流体分散可能物質を基板上にパターニングする方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 明石 昌毅 ,  明石 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-269986
公開番号(公開出願番号):特開2011-099865
出願日: 2010年12月03日
公開日(公表日): 2011年05月19日
要約:
【課題】 タンパク質等の生理活性物質又は機能性有機材料を、それらの活性を保持したまま基板上にパターニングできる処理操作が比較的容易である新規な方法及びそれに用いる器具を提供すること。【解決手段】 本発明の方法は、基板10に、所定のパターンに対応して形成された複数の孔16を有するシート材14を密着し、流体分散可能物質を含有する流体をシート材の上面の孔の開口より孔内へ導入し、孔の底に露呈した基板の表面に流体可能物質を固定する。基板上には、薄膜の形成に先立って、電極を形成し、所定のパターンに対応して薄膜に少なくとも一つの孔を穿孔して所定のパターンに対応して基板の表面を露呈した際に、孔において、電極の少なくとも一部が露呈される。【選択図】 図6A
請求項(抜粋):
流体に分散可能な流体分散可能物質を基板上に所定のパターンにて固定する方法であって、 前記基板に、上面と下面とを有するシート材にして、前記所定のパターンに対応して形成された前記上面から前記下面まで貫通して開口した少なくとも一つの孔を有するシート材を前記下面が前記基板上に密着した状態のものを準備する過程と、 前記流体分散可能物質を含有する流体を前記シート材の前記上面の開口より載置して前記孔内を前記流体にて満たし、前記シート材の前記下面の前記孔の開口の縁に囲繞された前記基板の表面領域に前記流体分散可能物質を固定する過程と、 を含み、これにより、実質的に前記所定のパターンに対応した前記基板の表面領域上のみに前記流体分散可能物質が固定される方法にして、 前記基板に前記シート材を密着した状態のものを準備する過程において、前記基板上に前記シート材となる材料の薄膜を前記基板上に密着した状態となるよう形成し、前記所定のパターンに対応して前記薄膜に少なくとも一つの孔を穿孔して前記所定のパターンに対応して前記基板の表面を露呈することにより、前記基板に前記シート材を密着した状態のものを形成すること、及び、 前記基板上に、前記薄膜の形成に先立って、電極を形成し、前記所定のパターンに対応して前記薄膜に少なくとも一つの孔を穿孔して前記所定のパターンに対応して前記基板の表面を露呈した際に、前記孔において、前記電極の少なくとも一部を露呈させることを特徴とする方法。
IPC (3件):
G01N 33/543 ,  G01N 37/00 ,  G01N 21/64
FI (4件):
G01N33/543 525U ,  G01N33/543 593 ,  G01N37/00 102 ,  G01N21/64 F
Fターム (7件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043DA02 ,  2G043DA05 ,  2G043EA01 ,  2G043FA02 ,  2G043JA02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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