特許
J-GLOBAL ID:201103042080481720

輝尽性蛍光体を用いた放射線計測装置及びその計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 社本 一夫 ,  小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  桜井 周矩 ,  神田 藤博 ,  田中 英夫 ,  細川 伸哉 ,  深澤 憲広 ,  平山 晃二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-055897
公開番号(公開出願番号):特開2000-249796
特許番号:特許第3894351号
出願日: 1999年03月03日
公開日(公表日): 2000年09月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 輝尽性蛍光体と、輝尽性蛍光体内に蓄積された放射線量を時間分割で読み出す励起光を輝尽性蛍光体に照射するための励起用光源と、蛍光波長を中心波長とするバンドパス光学フィルタと、輝尽性蛍光及び即発蛍光を検出するための光検出器と、光検出器から出力される輝尽性蛍光体の輝尽性蛍光信号及び即発蛍光信号を増幅し信号処理する信号処理回路と、時間分割で輝尽性蛍光体の輝尽性蛍光信号と即発蛍光信号を切り換えるモード切替回路と、蛍光を検出するための蛍光検出機構の動作状態を監視する飽和監視回路と、飽和監視に用いるLEDと、励起光の光量を変更する励起光・光量変更回路と、時間分割で励起用光源、モード切替回路、飽和監視回路及び励起光・光量変更回路を制御する制御回路と、輝尽性蛍光を計測する輝尽性蛍光データ収集回路と、即発蛍光を計測する即発蛍光データ収集回路とを備えた、輝尽性蛍光体を用いた放射線計測装置であって、 放射線検出媒体である輝尽性蛍光体が、入射した放射線を蓄積し励起光により輝尽性蛍光として放射線が入射した量を読み出すことができる作用と、入射した放射線により即発で蛍光を発する作用の2つの作用を持つことを利用して、輝尽性蛍光及び即発蛍光を検出するための蛍光検出機構を用いて時間分割で輝尽性蛍光及び即発蛍光を検出している際に、短時間に強度の強い放射線が入射し蛍光検出機構が飽和しその機能が停止した時、蛍光検出機構の回復後に輝尽性蛍光を読み出し入射した放射線の量を計測するに当たり、時間分割で蛍光検出機構の飽和を監視し、飽和状態の回復後に、短時間に入射した強度の強い放射線の量を読み出す際に、励起光・光量変更回路により輝尽性蛍光体に照射する励起光の光量を変更し、蛍光検出機構が飽和することのない状態で、輝尽性蛍光体内に蓄積された放射線の量を計測することを特徴とした、前記装置。
IPC (4件):
G21K 4/00 ( 200 6.01) ,  G01J 1/50 ( 200 6.01) ,  G01T 1/00 ( 200 6.01) ,  G01T 1/20 ( 200 6.01)
FI (4件):
G21K 4/00 L ,  G01J 1/50 ,  G01T 1/00 A ,  G01T 1/20 K
引用特許:
審査官引用 (12件)
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