特許
J-GLOBAL ID:201103042191686576

立体配座相同性評価装置及び評価方法並びに構造パターン解析装置及び解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-116862
公開番号(公開出願番号):特開2011-193868
出願日: 2010年05月21日
公開日(公表日): 2011年10月06日
要約:
【課題】X線結晶構造解析から得られた分子モデルと理論計算から得られた分子モデルとの立体配座構造について、分子構造の揺れを許容する相同性比較を行う評価方法及び装置並びに構造パターン解析方法及び装置、並びに、構造相同性の高いアミノ酸配列パターンの抽出方法を提供する。【解決手段】処理部が、入力を受け付けた分子モデルに基づき、各々の化学結合部位に対応する立体配座表記(以下、符号化立体配座表記と示す)により、注目する化学結合部位の表記を残して不要な表記を省略した符号化立体配座表記を前記分子モデルから抽出するとともに、選択された二面角分類コードと共にその両側の二面角分類コードを抽出して、要素として連続して隣り合った3個の二面角分類コードを要素とする集合を作成し、各解析対象化合物中の前記位置における集合の要素を対比させ、相同性を判定する演算処理を行う操作を繰り返すことを特徴とする立体配座相同性評価方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
処理部が、複数の解析対象化合物それぞれの立体配座構造の分子モデルの入力を受け付け、 前記処理部が、入力を受け付けた分子モデルに基づき、各々の化学結合部位に対応する二面角位置コードと、360度を12分割して定められた二面角分類コードの組み合わせからなる立体配座表記(以下、符号化立体配座表記と示す)により、一つの該符号化立体配座表記で立体配座を一義的に決定できる構造について、前記立体配座表記に必要となる、注目する化学結合部位の表記を残して不要な表記を省略した符号化立体配座表記を前記分子モデルから抽出するとともに、抽出した符号化立体配座表記を記憶部に記憶させ、 前記処理部が、前記記憶部から複数の前記符号化立体配座表記を取り出し、 対応関係にある二面角位置におけるそれぞれの位置において、選択された二面角分類コードと共にその両側の二面角分類コードを抽出して、要素として連続して隣り合った3個の二面角分類コードを要素とする集合を作成し、 各解析対象化合物中の前記位置における集合の要素を対比させ、 それぞれの化合物に帰属する集合の要素のうちで少なくとも1個の要素は全ての化合物において共通しており、かつ当該共通した要素が少なくとも1つの化合物に帰属する集合における中央の要素であるという条件を満たすか否かを検索し、 満たす場合には相同性が高く、それ以外は相同性が低いと判定する演算処理を行う操作を繰り返すことを特徴とする立体配座相同性評価方法。
IPC (1件):
C12M 1/34
FI (1件):
C12M1/34 F
Fターム (5件):
4B029AA27 ,  4B029BB15 ,  4B029BB17 ,  4B029BB20 ,  4B029FA15
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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