特許
J-GLOBAL ID:201103042723222689

多孔質材料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サクラ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-047500
公開番号(公開出願番号):特開2011-179103
出願日: 2010年03月04日
公開日(公表日): 2011年09月15日
要約:
【課題】一方向に配向し、表面から裏面に貫通する孔径分布の揃った細孔、すなわち厚さ方向において孔径の揃ったスルーホールを有する多孔質材料を簡易に提供する。【解決手段】アルミニウム基材を第1の電解液に浸漬させて陽極酸化処理を行い、前記アルミニウム基材の表面に、アモルファス状であって、厚さ方向に貫通する孔部を有する第1の陽極酸化膜を形成した後、前記第1の陽極酸化膜に対してアルミニウムの融点以下の温度で第1の熱処理を実施し、前記第1の陽極酸化膜を化学的に安定化させる。次いで、アモルファス状の第2の陽極酸化膜を、互いの孔部が連通するとともに前記第1の陽極酸化膜と連続するようにして形成する。次いで、電解処理を行うことにより前記アルミニウム基材を除去した後、残存する前記第2の陽極酸化膜を酸又はアルカリに浸漬させることによって除去する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
アルミニウム基材を電解液に浸漬させて陽極酸化処理を行い、前記アルミニウム基材の表面に、アモルファス状であって、厚さ方向に貫通する第1の孔部を有する第1の陽極酸化膜を形成する第1の工程と、 前記第1の陽極酸化膜に対してアルミニウムの融点以下の温度で第1の熱処理を実施し、前記第1の陽極酸化膜を化学的に安定化させる第2の工程と、 前記アルミニウム基材をに再度前記陽極酸化処理を行い、前記アルミニウム基材の表面において、前記第1の陽極酸化膜の第1の孔部と連通し、厚さ方向に貫通する第2の孔部を有するアモルファス状の第2の陽極酸化膜を、前記第1の陽極酸化膜と連続するようにして形成する第3の工程と、 前記アルミニウム基材及び前記第2の陽極酸化膜を除去する第4の工程とを具えることを特徴とする、多孔質材料の製造方法。
IPC (5件):
C25D 11/04 ,  C25D 11/18 ,  C25D 11/12 ,  B01D 69/06 ,  B01D 71/02
FI (5件):
C25D11/04 303 ,  C25D11/18 313 ,  C25D11/12 Z ,  B01D69/06 ,  B01D71/02
Fターム (15件):
4D006GA07 ,  4D006MA03 ,  4D006MA22 ,  4D006MA27 ,  4D006MA31 ,  4D006MB12 ,  4D006MB15 ,  4D006MC03X ,  4D006NA50 ,  4D006NA51 ,  4D006NA62 ,  4D006NA63 ,  4D006PC02 ,  4D006PC42 ,  4D006PC51
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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