特許
J-GLOBAL ID:201103043099872114

湿式電子写真方式プリンタのキャリア回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-189029
公開番号(公開出願番号):特開2000-075758
特許番号:特許第3174040号
出願日: 1999年07月02日
公開日(公表日): 2000年03月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 感光媒体に供給されて残留する現像液の液状キャリアを吸収して蒸発気化させるドライユニットと、前記ドライユニットにより蒸発気化されたキャリア及び外部から不可避に流入された空気により生成された水分を各々液状キャリアと水とに凝縮させるコンデンサーと、前記コンデンサーにより凝縮された水と液状キャリアが貯蔵される凝縮貯蔵槽と、前記凝縮貯蔵槽から流入された水と液状キャリアが分離された状態で順次に貯蔵されると同時に、外部から新たな液状キャリアがさらに流入されて貯蔵されるキャリア貯蔵槽と、前記キャリア貯蔵槽に貯蔵された水と液状キャリアとを各々分離して相異なる経路に送出するための水・キャリア分離手段と、前記水・キャリア分離手段により前記キャリア貯蔵槽の液状キャリアと分離された状態の水が流入されて貯蔵される廃水貯蔵槽と、前記水・キャリア分離手段により水と分離された状態の液状キャリアを前記キャリア貯蔵槽から受取って外部のインキ貯蔵用タンクから流入される濃縮インキと混合して現像液を形成する現像液混合タンクとを有する湿式電子写真方式プリンタのキャリア回収装置において、上記キャリア貯蔵槽は、その底面が、長い傾斜面とこの長い傾斜面の低い側の端の水平面とよりなる構成であり、上記廃水貯蔵槽は、上記キャリア貯蔵槽の底面のうち、上記水平面の箇所と接続してあり、廃水貯蔵槽とキャリア貯蔵槽との間に廃水貯蔵槽用弁を有する構成であり、上記現像液混合タンクは、色毎に別々に整列して配置してある複数のタンクよりなり、各タンクが、上記キャリア貯蔵槽の底面のうち、上記長い傾斜面の箇所に接続してあり、各タンク毎に現像液混合タンク用弁を有する構成であり、上記水・キャリア分離手段は、上記キャリア貯蔵槽の底面のうち上記水平面の箇所に設けてあり、上記水平面の箇所に溜まった水の面が所定のレベルに達したことを検出する水感知用センサーと、上記水感知用センサーが水を検出したときに、上記廃水貯蔵槽用弁を開き、上記水平面の箇所に溜まった水を排出するに必要な時間開いた状態とし、その後に閉じると共に、上記水感知用センサーが水を検出したときに全部の現像液混合タンク用弁を開くように制御する弁制御手段とよりなる構成であり、色毎に別々の現像液混合タンクにおいて、前記キャリア貯蔵槽からの液状キャリアと外部のインキ貯蔵用タンクから流入される濃縮インキとの混合がなされて色毎に別々に現像液を形成する構成としたことを特徴とする湿式電子写真方式プリンタのキャリア回収装置。
IPC (1件):
G03G 15/10
FI (1件):
G03G 15/10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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