特許
J-GLOBAL ID:201103043276629780

遮水層の構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-065913
公開番号(公開出願番号):特開2011-156534
出願日: 2011年03月24日
公開日(公表日): 2011年08月18日
要約:
【課題】 海域を仕切護岸で区画して構築する廃棄物処分場で、仕切護岸を構築して遮水処理を行う際に、遮水シートの接続部が斜面であっても、その斜面部の接続部での遮水性を良好に発揮でき、遮水層の構築を容易に行い得るようにする。【解決手段】 処分場を区画する護岸1の内海側の斜面部と、それに続く海底面に対しては、その表面の廃棄物に接する側に、遮水シートを敷き込んで遮水工を構築する。前記遮水層の接続部では、遮水層の端部を組み合わせた部分の両側に、型枠101を配置して、その段部に上型枠を配置して遮水材を充填し、遮水層を一体化する処理を行う。【選択図】 図22
請求項(抜粋):
廃棄物海面埋立て処分場を囲むように仕切護岸を構築して、前記仕切護岸を支持する海底地盤と前記処分場内の海底地盤の所定の範囲の遮水処理を行い、 遮水処理された前記海底地盤の上に石積層を構築し、前記石積層の上にケーソンを列設して仕切護岸とし、 前記処分場を囲む仕切護岸の内面側を外海と区画し、前記処分場側の仕切護岸と地盤を所定の範囲に亘って遮水処理して遮水層を構築する工法であって、 前記遮水層の接続部が石積層の斜面部と、水平部とに亘って施工される所では、接続する遮水シートの端部をそれぞれ位置決め固定し、 前記仕切護岸の石積層の斜面に沿って敷設する遮水シートの接続部に対して、各接続部を挟んだ両側に階段状の側部材を所定の間隔で設置し、 前記両側に配置する側部材の段部に押え型枠を配置して、前記型枠で規制される空間に遮水材を注入して、前記各段部の高さに対応させた遮水処理層を1段構築し、 次いで、前記構築した遮水層の上にさらに上の層の押え型枠を配置して、上の段の遮水層を構築する工程を、順受繰り返して行い、 段状に構築する前記遮水処理層を斜めに積み上げた状態の処理層として、前記遮水シートの接続部を遮水材が注入された遮水処理層により押圧しながら水密に接続し、一体化した遮水層として構築することを特徴とする遮水層の構築工法。
IPC (3件):
B09B 1/00 ,  E02B 3/12 ,  E02B 3/18
FI (4件):
B09B1/00 F ,  B09B1/00 H ,  E02B3/12 ,  E02B3/18 F
Fターム (20件):
2D118AA20 ,  2D118BA02 ,  2D118BA03 ,  2D118BA05 ,  2D118BA06 ,  2D118BA07 ,  2D118CA01 ,  2D118DA01 ,  2D118FA10 ,  2D118FB12 ,  2D118GA01 ,  2D118GA09 ,  2D118GA12 ,  2D118GA22 ,  2D118GA23 ,  2D118GA24 ,  4D004AA46 ,  4D004BB02 ,  4D004BB04 ,  4D004BB05
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • アスファルトマットの水中遮水工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-251917   出願人:日本海上工事株式会社
  • 遮水層の構築工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-016257   出願人:ワールドエンジニアリング株式会社, 日本道路株式会社, 大成ロテック株式会社, 日本海上工事株式会社
  • 護岸の遮水構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-333627   出願人:ワールドエンジニアリング株式会社, 日本道路株式会社, 大成ロテック株式会社, 日本海上工事株式会社, 西武ポリマ化成株式会社
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