特許
J-GLOBAL ID:201103043691556063
減衰力調整式緩衝器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-228705
公開番号(公開出願番号):特開2011-075060
出願日: 2009年09月30日
公開日(公表日): 2011年04月14日
要約:
【課題】パイロット型のメインバルブを有する減衰力調整式緩衝器において、簡単な構造で、フェイル時においても、適切な減衰力を得られるようにする。【解決手段】シリンダ2内のピストンの摺動によって生じる油液の流れをパイロット型のメインバルブ27及び圧力制御弁であるパイロットバルブ28によって制御して減衰力を発生させる。パイロットバルブ28は、ソレノイドアクチュエータSの推力により、その開弁圧力を調整すると共に、パイロット室51の内圧を調整してメインバルブ27の開弁圧力を制御する。フェイル時には、バルブスプリング67のバネ力によってパイロットバルブ28の弁体58が後退してフェイルディスク70に当接する。これにより、パイロットバルブ28の下流側のフェイルディスク70によって減衰力を発生させると共に、メインバルブ27の開弁圧力を制御して適切な減衰力を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
流体が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、該ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記シリンダ内のピストンの摺動によって生じる流体の流れを制御して減衰力を発生させるメインバルブと、該メインバルブに対して閉弁方向に内圧を作用させるパイロット室と、該パイロット室に流体を導入する導入通路と、前記パイロット室と前記メインバルブの下流側とを連通するパイロット通路と、該パイロット通路に設けられた制御弁とを備えた減衰力調整式緩衝器において、
前記制御弁は、付勢手段によって開弁方向に付勢される弁体と、ソレノイドの推力によって前記弁体を閉弁方向に移動させるアクチュエータとを有し、
前記パイロット通路の前記制御弁の下流側にフェイルバルブが設けられ、
該フェイルバルブは、前記弁体が前記付勢手段によって付勢されて前記制御弁の開弁方向に移動したとき、該弁体に当接して前記パイロット通路を閉じ、パイロット室の圧力が所定圧力に達したとき、前記弁体から離間して前記パイロット通路を開くことを特徴とする減衰力調整式緩衝器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
3J069AA54
, 3J069CC10
, 3J069EE01
, 3J069EE18
, 3J069EE36
, 3J069EE62
引用特許:
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