特許
J-GLOBAL ID:201103044297782518

容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 木村 満 ,  末次 渉 ,  鶴 寛 ,  毛受 隆典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-087514
公開番号(公開出願番号):特開2011-219102
出願日: 2010年04月06日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】小さな力で潰せることから、容易に容積を減少させることのできる容器を提供する。【解決手段】容器1の胴部3には、捩りが加えられることにより径方向に凹凸の生じた座屈パターンに変化する座屈パターン事前体8が設けられる。座屈パターン事前体8は、6本の峰線9及び谷線10と、峰線9と谷線10との間に交互に形成される凸面11及び凹面12とを有している。峰線9及び谷線10は、これらの上端同士或いは下端同士を結ぶ胴部3の周回りの線S2に対して、それぞれ所定の傾斜角をもって胴部3の高さ方向に延びており、峰線9や谷線10の傾斜角や数は、座屈パターンの発生位置における胴部3の内部が所定の多角形断面となるように調整される。この調整により、胴部3は、軸回りの捩りにより、しわが生じるときの歪みエネルギーが小さくなる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
円筒状の胴部を備え、該胴部に、捩りが加えられることにより径方向の凹凸の生じた座屈パターンに変化する座屈パターン事前体が設けられた容器であって、 前記座屈パターン事前体は、前記胴部の周方向に間隔をおいて設けられ、それぞれ前記胴部の高さ方向に延びる複数の峰線と、隣り合う二つの前記峰線毎に設けられて、前記二つの峰線の上下端を掛け渡すように前記胴部の高さ方向に延びる複数の谷線と、前記峰線と前記谷線との間に交互に形成される凸面及び凹面とを有して、 前記複数の峰線及び谷線は、これらの上端同士或いは下端同士を結ぶ前記胴部の周回りの線に対して、それぞれ所定の傾斜角をもって前記胴部の高さ方向に延びており、 前記峰線や谷線の傾斜角や数は、前記座屈パターンの発生位置における前記胴部の内部が所定の多角形断面となるように調整され、 前記所定の多角形は、前記捩りにより前記胴部にしわが発生するときに前記胴部に蓄積されている歪みエネルギーが最小となる形状であることを特徴とする容器。
IPC (3件):
B65D 1/02 ,  B65D 1/14 ,  B65D 21/08
FI (3件):
B65D1/02 B ,  B65D1/14 ,  B65D21/08
Fターム (10件):
3E033AA01 ,  3E033AA06 ,  3E033BA08 ,  3E033BA09 ,  3E033BA10 ,  3E033BA13 ,  3E033CA20 ,  3E033DC10 ,  3E033EA01 ,  3E033EA07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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