特許
J-GLOBAL ID:201103045136290360

二酸化炭素及び水素の分離

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-520576
公開番号(公開出願番号):特表2011-529434
出願日: 2009年07月24日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
CO2液化プラントにおいて合成ガス流を富水素(H2)蒸気流及び液体二酸化炭素(CO2)流に分離するプロセスであって、(A)10〜120bargの範囲の圧力を有する合成ガス流を、CO2液化プラントの圧縮システムに供給し、それによりその圧力を150〜400bargに増加させ、その結果生じる高圧(HP)合成ガス流を外部冷却材で冷却して圧縮熱の少なくとも一部分を除去するステップ;(B)HP合成ガス流を、後に本プロセスで生成される複数の冷媒流と熱交換させながら熱交換器システムに通すことにより、HP合成ガス流を-15〜-55°Cの範囲の温度に冷却するステップ;(C)ステップ(B)で形成された冷却されたHP合成ガス流を、熱交換器システムと実質的に同じ圧力で稼動される気液分離器容器に直接的又は間接的のいずれかで送り、高圧(HP)富水素蒸気流を分離器容器の最上部から取り出し、液体CO2流を分離器容器の底部から取り出すステップ;及び(D)ステップ(C)からのHP富水素蒸気流をターボ膨張システムに供給し、そこで富水素蒸気流が直列ターボ膨張器の各々において等エントロピー膨張にかけられ、そのため富水素蒸気流が、直列ターボ膨張器から低減された温度及び連続的に低減された圧力で取り出され、直列ターボ膨張器の各々における富水素蒸気の等エントロピー膨張が動力を発生させ、それによりCO2液化プラントの構成部分である機械を駆動し、及び/又は発電機のオルタネータを駆動するステップを含むプロセス。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(a)少なくとも1つの圧縮器を備える圧縮システム、(b)熱交換器システム、(c)気液分離器容器、及び(d)直列に配置された複数のターボ膨張器を備えるターボ膨張システムを備えるCO2液化プラントにおいて、合成ガス流を、富水素(H2)蒸気流及び液体二酸化炭素(CO2)流に分離するプロセスであって、 (A)10〜120bargの範囲の圧力を有する合成ガス流を、前記CO2液化プラントの前記圧縮システムに供給して、前記合成ガスの圧力を150〜400bargの範囲の圧力に増加させ、その結果生じる高圧(HP)合成ガス流を外部冷却材で冷却して圧縮熱の少なくとも一部分を除去するステップ; (B)前記HP合成ガス流を、後に前記プロセスで生産される複数の内部冷媒流と熱交換させながら前記熱交換器システムに通すことにより、ステップ(A)で形成された前記HP合成ガス流を-15〜-55°Cの範囲の温度に冷却し、前記内部冷媒流が、低温富水素蒸気流及び液体CO2流からなる群から選択されるステップ; (C)ステップ(B)で形成された前記冷却されたHP合成ガス流を、前記熱交換器システムと実質的に同じ圧力で稼動される気液分離器容器に直接的に又は間接的のいずれかで送り、高圧(HP)富水素蒸気流を前記分離器容器の最上部又は最上部付近から取り出し、高圧(HP)液体CO2流を前記分離器容器の底部又は底部付近で取り出すステップ、及び (D)ステップ(C)からの前記HP富水素蒸気流を前記ターボ膨張システムに供給し、前記富水素蒸気流が前記直列ターボ膨張器の各々において等エントロピー膨張にかけられ、そのため富水素蒸気流が、前記直列ターボ膨張器から低減された温度及び連続的に低減された圧力で取り出され、前記直列ターボ膨張器の各々における前記富水素蒸気の等エントロピー膨張が動力を発生させ、それにより前記CO2液化プラントの構成部分である機械を駆動し、及び/又は発電機のオルタネータを駆動するステップを含むプロセス。
IPC (3件):
C01B 31/20 ,  F25J 1/00 ,  C01B 3/50
FI (4件):
C01B31/20 B ,  F25J1/00 D ,  C01B31/20 C ,  C01B3/50
Fターム (26件):
4D047AA07 ,  4D047AB00 ,  4D047AB07 ,  4D047BA03 ,  4D047CA03 ,  4D047CA07 ,  4D047CA11 ,  4D047CA17 ,  4D047DA01 ,  4D047DA17 ,  4D047EA00 ,  4G140FA02 ,  4G140FB04 ,  4G140FB07 ,  4G140FC08 ,  4G140FE01 ,  4G140FE03 ,  4G146JA04 ,  4G146JB10 ,  4G146JC10 ,  4G146JC18 ,  4G146JC19 ,  4G146JC35 ,  4G146JC36 ,  4G146JC39 ,  4G146JD10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ガスから二酸化炭素を回収する方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2007-535018   出願人:ユニオンエンジニアリングアクティーゼルスカブ
  • 二酸化炭素の液化法及び装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2007-520894   出願人:スタットオイルエイエスエイ, シンヴェントエイエス, オルクラエンジニアリング, テーケイノルウェーエイエス

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