特許
J-GLOBAL ID:201103045444675583

摩擦低減オイル逃げおよびオイル溜めを有するピストンスカート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-520082
公開番号(公開出願番号):特表2011-529152
出願日: 2009年07月13日
公開日(公表日): 2011年12月01日
要約:
ピストン(20)は、縦軸(L)に沿って延在し、かつ互いに対向する1対の凸形状の外面(42)を有するピストンスカート(30)を含む。外面(42)の各々は、ピンボア軸(P)の上方のオイル溜め(44)と、ピンボア軸(P)の下方の、介在オイル拡散領域(48)によってオイル溜め(44)から間隔が置かれているオイル逃げ(46)とを含む。オイル溜め(44)およびオイル逃げ(46)の各々は、外面(42)の領域に広がり、かつ傾斜側壁(52)によって囲まれた底部(50)を含む。オイル逃げ(46)およびオイル溜め(44)は、外面(42)との移行部に、および底部(50)に、丸みを帯びた角部(54)を有し、これによってオイル溜め(44)、オイル逃げ(46)、および外面(42)には鋭い端縁または角部がない。
請求項(抜粋):
内燃機関用のピストン(20)であって、 縦軸(L)に沿って延在するピストンボディ(22)を備え、前記ピストンボディは、前記縦軸(L)を横切るピンボア軸(P)に沿って並んでいるピンボア(38)を有する1対のピンボス(36)と、ピストンスカート(30)の円周方向において凸形状の外面(42)を有するピストンスカート(30)とを含み、 前記ピストンスカート(30)の前記外面(42)は、前記ピンボア軸(P)の上方に配置された少なくとも1つのオイル溜め(44)と、前記ピンボア軸(P)の下方に配置され、かつ前記ピストンスカート(30)の介在オイル拡散領域(48)によって前記少なくとも1つのオイル溜め(44)から縦方向に間隔が置かれている少なくとも1つのオイル逃げ(46)とを含み、 前記少なくとも1つのオイル溜め(44)および前記少なくとも1つのオイル逃げ(46)は、前記ピストンスカート(30)の前記外面(42)との移行部に、ならびに前記少なくとも1つのオイル溜め(44)および前記少なくとも1つのオイル逃げ(46)の底部(50)に、丸みを帯びた角部(54)または端縁を有し、これによって前記少なくとも1つのオイル溜め(44)および前記少なくとも1つのオイル逃げ(46)には鋭い端縁または角部がない、ピストン。
IPC (3件):
F02F 3/00 ,  F01M 1/06 ,  F16J 1/08
FI (3件):
F02F3/00 M ,  F01M1/06 C ,  F16J1/08
Fターム (9件):
3G313BA01 ,  3G313BC04 ,  3G313BD32 ,  3G313BD61 ,  3G313FA05 ,  3G313FA09 ,  3J044AA12 ,  3J044CA13 ,  3J044DA09
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表昭62-501160
  • 内燃機関用ピストン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-098627   出願人:アイシン精機株式会社
  • 内燃機関用ピストン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-156063   出願人:日産自動車株式会社
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