特許
J-GLOBAL ID:201103046373013084

回転式ポンプ及び回転式ポンプを備えたブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-224499
公開番号(公開出願番号):特開2000-355274
特許番号:特許第3855547号
出願日: 1999年08月06日
公開日(公表日): 2000年12月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 マスタシリンダに発生しているブレーキ液圧よりもホイールシリンダに発生させるブレーキ液圧を高めるために、ホイールシリンダに向けてブレーキ液を供給する回転式ポンプを備えたブレーキ装置において、 内周に内歯部(51a)を有するアウターロータ(51)と、 外歯部(52a)を有すると共に駆動軸(54)を軸として回転運動するインナーロータ(52)とを備え、 前記内歯部と前記外歯部とを噛み合わせることによって複数の空隙部(53)を形成するように組み付けて構成した回転部と、前記駆動軸を嵌入する開口部(71a、72a)を有すると共に、前記回転部に流体を吸入する吸入口(60)及び前記回転部から前記流体を吐出する吐出口(61)とを有し、前記回転部を覆うケーシング(50)とを有し、 前記複数の空隙部のうち、体積が最大となる側の第1の閉じ込み部(53a)と体積が最小となる側の第2の閉じ込み部(53b)にて前記吸入口と前記吐出口との圧力差を保持しつつ、前記回転部の回転運動によって前記吸入口から前記流体を吸入し、前記吐出口を通じて前記流体を吐出するように構成されていると共に、 前記アウターロータの外周と前記ケーシングとの間と前記吐出口とが連通通路(73b、73c)を通じて連通された構成とされており、 前記インナーロータ及び前記アウターロータの軸方向端面と、前記ケーシングとの間の間隙部において、前記吐出口と前記駆動軸との間を通ると共に前記第1、第2の閉じ込み部を密閉して前記アウターロータの外周まで至る第1のシール手段(100、101)が備えられ、 前記第1のシール手段は、円環状で構成され、その円環状の内周側に前記駆動軸が配置されると共に外周側に前記吐出口が配置されることで、前記間隙部を通じて、前記吐出口側に位置する前記アウターロータの外周と前記吐出口に連通する前記空隙部とを高圧部として連通させると共に、前記駆動軸と前記インナーロータとの間と前記吸入口に連通する前記空隙部とを低圧部として連通させ、前記高圧部と前記低圧部との間をシールするように構成されている回転式ポンプ、を有していることを特徴とするブレーキ装置。
IPC (3件):
F04C 2/10 ( 200 6.01) ,  B60T 17/02 ( 200 6.01) ,  B60T 8/48 ( 200 6.01)
FI (3件):
F04C 2/10 341 B ,  B60T 17/02 ,  B60T 8/48
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)
  • 特開平1-147178
  • 特開平1-147178

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