特許
J-GLOBAL ID:201103046377565618
暗号化システムにおける弱化したキーを克服する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
村松 貞男
, 橋本 良郎
, 白根 俊郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-588927
特許番号:特許第4611527号
出願日: 1999年12月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】 それぞれ異なる値でワークファクタを持つ暗号化キーを受入れる互換暗号化アルゴリズムで動作する、
ワークファクタ値を決定する決定手段と、
暗号化キーを供給する供給手段と、
ワークファクタ値を比較する比較手段と、
中間キーを抽出する第1抽出手段と、
暗号化キーを抽出する第2抽出手段と、
暗号化キーを使用する使用手段と、を具備するCPUまたはコントローラを具備する局の2局間の暗号化通信を許可するための方法において、
CPUを具備する移動局およびコントローラを具備する基地局を含む2局のうち少なくともどちらか一方で、
第1の決定ステップで、前記決定手段が、異なるワークファクタ値の低値の方のワークファクタ値を決定し;
前記供給手段が、第1のワークファクタ値を持つ最初の暗号化キーを供給し;
前記比較手段が、第1のワークファクタ値を、前記決定ステップで決定されたワークファクタ値の低値の方のワークファクタ値と比較し;
前記比較手段により、第1のワークファクタ値が、前記決定ステップで決定されたワークファクタ値の低値の方のワークファクタ値より大きいことが見出されたとき:
前記CPUおよび前記コントローラにおいて、
前記第1抽出手段が、中間キーを生じるため最初の暗号化キーを含む第1のワード上でハッシュ関数を実行し、且つ中間キーから、前記決定ステップで決定された異なるワークファクタ値の低値の方のワークファクタ値より大きくないワークファクタ値を持つ修正中間キーを引出し;
前記第2抽出手段が、第2の出力を生じるため修正中間キーを含む第2のワード上でハッシュ関数を実行し、且つ第2の出力から、前記決定ステップで決定された異なるワークファクタ値の低値の方のワークファクタ値より大きくないワークファクタ値を持つ最後の暗号化キーを引出し;そして
前記使用手段が、2局間の通信を暗号化するため最後の暗号化キーを使用するステップを実行し;
前記比較手段により、第1のワークファクタ値が、前記決定ステップで決定されたワークファクタ値の低値の方のワークファクタ値より大きくないことが見出されたとき、前記使用手段が、2局間の通信を暗号化するため最初の暗号化キーを使用する;
ことを含む方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許: