特許
J-GLOBAL ID:201103048191482200

摩擦係合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 北村 修一郎 ,  東 邦彦 ,  三宅 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-080560
公開番号(公開出願番号):特開2011-214595
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】ハイブリッド車両用の駆動装置に好適な湿式の摩擦係合装置を実現する。【解決手段】第一回転板11の摩擦当接面と第二回転板の摩擦当接面との少なくとも一方に、回転軸の径方向に延びる溝状部30が形成されており、係合状態における出力部材の正転時の第一回転板及び第二回転板の回転方向を順方向Fとして、分離状態において、第二回転板が第一回転板11に対して順方向Fに相対回転する際に第一回転板11及び第二回転板が潤滑冷却液から受ける抵抗が、第一回転板11が第二回転板に対して順方向Fに相対回転する際に第一回転板11及び第二回転板が潤滑冷却液から受ける抵抗よりも小さくなるように、溝状部30が回転軸の周方向一方側と周方向他方側とで非対称な形状とされている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内燃機関に駆動連結される入力部材と、回転電機及び車輪の双方に駆動連結される出力部材と、を有するハイブリッド車両用の駆動装置に備えられ、潤滑冷却液が供給される空間内で動作する湿式の摩擦係合装置であって、 前記入力部材に駆動連結される第一回転板と、前記出力部材に駆動連結される第二回転板とを備え、 前記第一回転板と前記第二回転板とは、互いに回転軸が一致するように配置され、全体として円環状とされた摩擦当接面をそれぞれ有すると共に、双方の摩擦当接面同士が当接可能に対向配置され、 前記第一回転板の摩擦当接面と前記第二回転板の摩擦当接面とが当接して摩擦係合した係合状態と、これらが分離した分離状態とを切り替え可能とされ、 前記第一回転板の摩擦当接面と前記第二回転板の摩擦当接面との少なくとも一方に、前記回転軸の径方向に延びる溝状部が形成されており、 前記係合状態における前記出力部材の正転時の前記第一回転板及び前記第二回転板の回転方向を順方向として、 前記分離状態において、前記第二回転板が前記第一回転板に対して前記順方向に相対回転する際に前記第一回転板及び前記第二回転板が前記潤滑冷却液から受ける抵抗が、前記第一回転板が前記第二回転板に対して前記順方向に相対回転する際に前記第一回転板及び前記第二回転板が前記潤滑冷却液から受ける抵抗よりも小さくなるように、前記溝状部が前記回転軸の周方向一方側と周方向他方側とで非対称な形状とされている摩擦係合装置。
IPC (4件):
F16D 13/62 ,  B60K 6/387 ,  B60K 6/48 ,  B60K 6/54
FI (4件):
F16D13/62 A ,  B60K6/387 ,  B60K6/48 ,  B60K6/54
Fターム (9件):
3J056AA60 ,  3J056BA02 ,  3J056BB12 ,  3J056BE23 ,  3J056CA04 ,  3J056CA07 ,  3J056CA09 ,  3J056GA02 ,  3J056GA12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • トルク伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-125664   出願人:株式会社エクセディ

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