特許
J-GLOBAL ID:201103048342664810

魔方陣の作成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-012414
公開番号(公開出願番号):特開2001-202357
特許番号:特許第3722659号
出願日: 2000年01月21日
公開日(公表日): 2001年07月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 連続自然数である互いに異なるn2個の記号を、n行n列の行列の各行、各列、主対角要素及び副対角要素の各和がそれぞれ相等しくなるように配列要素として設定した、次数nの魔方陣を作成する魔方陣作成装置であって、 n行n列の全部でn2個の記憶素子を有し、該記憶素子のそれぞれには、互いに異なるn2個の記号が重複を許すことなく格納される魔方陣記憶用配列と、 前記魔方陣記憶用配列のn2個の記憶素子のうち、設定された位置の記憶素子を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された位置の記憶素子から記憶記号を読み出す読み出し手段と、 前記指定手段により指定された位置の記憶素子に、入力された記号を格納する設定手段と、 前記読み出し手段により読み出した記号と入力された記号とを比較する記号比較手段と、 前記魔方陣記憶用配列の各行n個ずつの記憶素子に格納されている各行それぞれの記号の和と、前記魔方陣記憶用配列の各列n個ずつの記憶素子に格納されている各列それぞれの記号の和と、前記魔方陣記憶用配列の主対角上のn個の記憶素子に格納されている記号の和と、前記魔方陣記憶用配列の副対角上のn個の記憶素子に格納されている記号の和とを、それぞれ格納する行・列・対角要素和記憶部と、 作成しようとする魔方陣の次数nと、前記記号の選択順序と、前記魔方陣記憶用配列の前記記号が最初に格納される位置と、前記記号を前記魔方陣記憶用配列の行方向又は列方向に沿って配列する順序とがそれぞれ設定されると共に、前記次数nの魔方陣における各行、各列、主対角要素及び副対角要素の所定の和が設定され、前記記号比較手段からの比較結果を受けて、前記指定手段、前記読み出し手段、前記設定手段を制御して、前記行・列・対角要素和記憶部に格納された前記魔方陣記憶用配列の各行、各列、主対角要素、副対角の各記憶素子の各和が、設定された前記所定の和にそれぞれ等しくなるように、前記魔方陣記憶用配列にn2個の記号を格納させる演算部と を有し、前記演算部は、前記魔方陣記憶用配列の前記記号が最初に格納される位置として設定された前記記憶素子に、最初の値の記号を格納した後、前記配列する順序に従って前記記号を前記魔方陣記憶用配列の各記憶素子に格納し、その記憶素子にそれまでの記号と異なる記号を格納できないときは一つ前の位置の前記記憶素子に戻って、その位置の前記記憶素子に格納されている次の選択順序の記号から前記選択順序に従って、それまで格納されている記号と同一とならない記号を格納し、同一とならない記号を格納できたときは、次の位置に進んでそれまで格納されている記号と異なる記号を該次の位置の前記記憶素子に格納する処理を繰り返して、前記選択順序に従って前記魔方陣記憶用配列の最後の位置の記憶素子まですべて異なる記号を配列し、前記魔方陣記憶用配列のすべての前記記憶素子に互いに異なる記号が格納され終わってから、前記魔方陣記憶用配列の各行、各列、主対角要素及び副対角要素の各和を計算して、前記行・列・対角要素和記憶部に格納する一連の処理を、前記行・列・対角要素和記憶部に格納された前記魔方陣記憶用配列の各行、各列、主対角、副対角の各記憶素子の各和が、設定された前記所定の和にそれぞれ等しくなるまで繰り返すことにより、前記魔方陣記憶用配列に魔方陣を作成することを特徴とする魔方陣の作成装置。
IPC (2件):
G09C 1/00 ,  G06F 17/10
FI (2件):
G09C 1/00 650 Z ,  G06F 17/10 Z
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特許第3474058号
  • ラテン方陣の作成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-260006   出願人:ニコー電子株式会社
  • 符号発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-330022   出願人:ニコー電子株式会社
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